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３年前の2000年のパリ・サロンでポルシェより突如プロトタイプが発表された「カレラGT」がジュネーブで開催中の国際モーターショーで市販のプロダクションモデルとしてデビュー。

注目のエンジンはプロトタイプから発展したル・マン用のV10エンジンをベースに排気量拡大した5.7リッターで、最高出力450kW（約612ps）、最大トルク590Nmと過給器非搭載では驚異的なもの。CFRP、カーボン、マグネシウムなどのハイテク軽量素材により車重は1380㎏（5.7リッターのV10エンジン搭載なのに国産車の２リッタークラスより軽い）、最高速度は330㎞/h、静止状態から10秒かからずに時速200km/hに達するハイパフォーマンス。パリ・サロンでは5000万円以上と言われた価格、果たしていくらになるのやら。