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エクスパック500

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日本郵政公社の「EXPACK500(エクスパック500)」なる商品を利用してみた。日本郵政公社発足後の新たな郵便サービスの第一弾として登場した定形小包郵便物で、専用の封筒状の包装物を使って差出せば、料金は重量や宛先に関わらず一律500円で切手を貼る必要もない。一見すると、宅配便のメール便と大差がないが、24時間ポスト投函が可能なのに加えて、集荷のサービスもある。さらに追跡情報をパソコンから確認できるほか、受取人様の受領印があるという点でメール便より便利。ただし信書は送れない。配送は午前・午後の一日2回で、不在の場合は郵便局保管による再配達もある。
専用の封筒は角2封筒がすっぽり入る厚紙仕様でサイズは248mm×340mm。とりあえずA4サイズの紙が250枚程度封入できる。ただこの封筒は本当に宅配便業者のメール便封筒のような形状で、一応周囲の折り目に沿って折り返せば240mm×330mm×20mm程度の若干厚みを持たせることはできるが、あまり厚みのある物は送れない。ビデオテープ2本が送れるかどうかといった感じ。この封筒にちゃんと封ができないと受け付けてもらえないので実際に利便性がどれだけあるのかちょっと疑問。
日本郵政公社としてはカタログ、パンフレット、商品サンプル、雑誌・書籍、業務案内、資料、CD-ROM/DVD-ROMなんかの発送をメインに考えているらしい。
笑ってしまうのが封筒やホームページに書かれている注意書きの一文「EXPACK500の重量制限は30kgまでです。」。仮に折り返して240mm×330mm×20mm程度のサイズだとしても何を入れたら30kgになるんだ?? それ以前に厚紙のこの封筒で30kgも耐えられるんだろうか? もっといえば、A4プリンタ用紙250枚程度の物体が30kgもあったら、配達する局員も大変だと思うのだが……普通持てないぞ〜……その意味では出す方も大変か。

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