9Jun
フィラメント・スプーラーを作るときに注文した中国製のベアリング10個がまるまる余った。予備のフィラメント・スプーラー必要も無さそうなので、流行りのハンド・スピナーを作ってみる事にした。お手軽に……なので、データは自作せずにThingiverseに掲載されているものを使ってみる。
まずは「Hand Spinner」。ダヴィンチだとベアリングサイズがキツキツでまったく入らないので、リューターで軽くサイズを拡大したらようやく入った。素材はeSUNのPLAを初めて使用。温度200℃で60mm/sで出力すると、ちょっと積層が怪しい。
次は「Open wheeled Fidget」。こっちはセンターのベアリングはそれほど力を入れなくても入ったのだが、外側のベアリング3つを固定するシャフトがスカスカ。ダヴィンチの精度の問題なのか?射出速度は40mm/sに落としてみた。
「Fidget Spinner」。これもベアリングはキツキツだったが、軽くリューターで削ると手で力を入れれば、ベアリングの脱着が可能になる感じになった。ダヴィンチだと、3つともすんなりのサイズでは無かったので、ダヴィンチだとちょっとデータ修正した方が作りやすいかも。
組み上がったハンド・スピナーを回してもそんなに長く回らないのでネットを見てみると、ベアリングの脱脂(グリスやオイルを除去する事)して、ベアリングのボールのコーティング剤みたいなケミカル処理をすると、数分回ったりするらしい。とりあえずベアリングのシールドを取って、Zippoオイルで脱脂してみると、かなり軽くスムースに回るようになった。あとはケミカル処理だけど、それは手元にないのでまた今度。