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丸紅の決断で……

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週アスの記事や今日の新聞、テレビでも紹介されたインターネットのショッピングサイト「丸紅ダイレクト」が19万8000円のパソコンの価格を1万9800円と誤って掲載して2chなどで話題となり、約1000件(1500台)の注文が殺到した問題で、丸紅はすでに注文を受け付けた人に限り、“誤表示”通り1台1万9800円で販売することを決めた。価格が誤りだった旨をメールで知らせてキャンセルをお願いした人にも、再度購入の意志があるか確認し、購入希望者には1万9800円で販売するようだ(……再確認でキャンセルする人なんているのかあ?)。
今回話題となったのはNECのVALUESTAR F(VF500/7D)。Intel Celeron 2.40GHz、DVDマルチドライブ、TVチューナーと録画機能、液晶ディスプレイを備えた秋の新機種。丸紅はこれで約2億の損害となるらしいが、そのおかげで同機種の他店での販売台数が多少は減るだろうし、10万円台前半でヤフオクに大量に出品されるのも確実。
法的には、販売会社から注文受注の確認メールが届いた時点で契約が成立するらしい。まぁ、そのため一般的な通販サイトではキャンセルやクーリングオフ、返品ができないことが多い。だから販売会社も一方的な契約破棄は本来できないという話もある。まぁ丸紅は会社の社会的信用を保つために損害覚悟で販売するらしいが、立だなぁ。過去にもソフマップを始め、いろんな通販サイトで同様の間違いやそれに関わるトラブルはあったが、自分の知る限りでは価格の掲載ミスを理由に注文が一方的にキャンセルとなり、実際にその価格で販売された話はない。今後通販サイトは同様のミスをした場合の対応に悩むことになるんだろうなぁ……今まではどこも販売せず、キャンセルにしてきたけど、一旦こういう前例ができると売らない会社はかなり非難されるだろうから。

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コメント

  1. Kiyotaka Ochiai より:

    テレビなどでは同社の損害は2億円と言っているが、この一件で丸紅のイメージが多少なりとも向上するかも知れないことを考えると、雑誌のみならず新聞やテレビ、ネットのニュースでもこの件が報じられたのを企業CMと見れば、そんなに高くはないかもなぁ。