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小型通訳機

EzTalky CE

韓国のチャンシンソフトから「EzTalky」が発売されている。PocketPCをプラットフォームにした韓日・日韓の通訳ソフトだ。翻訳でなく通訳と言ったのは、このソフトがPocketPCのマイクを通して認識した音声を相手の言語に翻訳し、スピーカーから音声で発声するからだ。

韓国の製品紹介ページによると、PocketPCの外部記憶メモリー(CFが推奨)にインストールされるこの製品は60万語の単語辞書を内蔵し、98%の通訳率だという。また音声入力以外に手書きやキーボードによる文字入力を翻訳し、音声通訳もできるらしい。ホテルやショッピング、交通など日常必要な会話はあらかじめ登録されていて、ワンタッチで通訳可能とも書かれている。
音声通訳には非対応だが、韓英・英韓、韓中・中韓の拡張機能もリリース予定らしい。また韓国では携帯電話はCDMA 2000方式が主流だが、同機能に対応したオプションを利用すれば、電話音声通訳、インターネット接続(Web&メール)、証券取り引きにも対応する。

PocketPCのCPUパワーと限られたメモリー(最大64MB)でどこまでこのスペックを実現できるのか興味深い。もっともこの会社、当初は2002年のワールドカプ開催前に小型の携帯通訳機(おそらく単体機)を発売すると2001年の11月頃の韓国の新聞に記事が載っていて、さらに音声認識や翻訳技術にはもともと定評があった(米国での技術の採用実績もある)。とりあえず買おうと思っているのだが、どこまで使えるものやら……

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コメント

  1. nobi より:

    どーでも、いいけれど
    この写真、一瞬、ヒゲ剃っているように見えるよね

  2. Kiyotaka より:

    ヒゲ剃りといえば、
    PDA Parody ContestにPocket PC Compact Shaverっていうのがあったな。

  3. Kiyotaka より:

    本日、メーカーから製品を発送したとの連絡が来た。未だに
    製品スペックは到底信じられないのだが、まぁ明日には
    PocketPCの真価が発揮されるのかハッキリするだろう。
    しかし、日本の販売代理店のページには、iPAQのみが対応
    機種になっているのだが、うちのJornadaで動くんだろうか? 
    韓国のチャンシンソフトのページには、PocketPC 2002&外部
    ストレージとなっているのだが……もっとも韓国で今現在iPAQ
    以外のPocketPCが売っているのかも疑問だが。