29Mar

売れ行きの低調が続くドコモのFOMAの期待の新機種「P2102V」は、液晶部が回転して自由な角度で向けらるのが特徴らしい。ところが実は同じデザインコンセプトの携帯電話は、韓国ではもうとっくに発売されていた。LG電子のLG-KH-5000は、写真のように液晶部を自在に回転して使える。FOMAの携帯にはアンテナは備わっていないが松下通信工業が真似したと言われても仕方ない。もっとも角張ったデザインのLGの方がカッコいい良く見える。
携帯の性能はといえば、cdma 2000 1x EV-DO対応により通信速度は2.4MbpsとFOMAの約6倍。本体サイズは長さ94.5x幅49厚さx22mmで重量110gと、FOMAのP2102Vより一回り小さく、20gくらい軽い。もっともP2102VはSDカードスロットを備えているので本体サイズが大きくなるのは仕方ないのだが……。電話帳の登録件数は不明だが、たぶん2400件?は登録できる。SMSに加えてLMSのメールにも対応する。着メロはYAMAHAのMA-3チップによる40和音、PCとのデータ交換に対応するEz-Sync機能も搭載している。
それにしても韓国は携帯の通信速度のスピードアップも早い。ADSL普及率からブロードバンド大国と言われているが、携帯の通信速度の高速化対応の素早さも世界一なのでは?
P.S LG-KH5000はちゃんとCCDカメラ内蔵です。