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「タンコマ」公開!(笑)

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Kiyologで「オールイン」第3話の見所の1つ、ミョンドン組の謎の代打ち「タンコマ」が、NHK BS版ではイム・デスを連想させる「テス(デス)」に吹き替えられたことは紹介した。おかげでせっかくストーリーにちょっとした謎ができたのが台無し。
そこでオリジナルの「タンコマ」台詞が見たいという奇特な人のために「Kiyolog倉庫」のきまぐれの1曲コーナーにタンコマの台詞が出てくるとこの動画を掲載しました。例によってきまぐれの期間限定です。
ついでにNHK BS版ではカットされたパク・テジュン刑事のスロット場での賄賂受け取り(かつあげ?)~クラブでキム・チスとタンコマの会話するまでのシーンも収録しています。これでストーリー的にはテジュンが刑事だということが視聴者に伝わり、チスやイナがテジュンにタンコマの正体を尋ねる流れがスッキリします。
最後におまけとしてKNTV版では刑務所内での賭博シーンで花札の役がテロップで入る例を紹介しています。テロップが入ってもルールを知らないと賭博シーンの面白みは半減しますが、まったくテロップの入らないNHK BS版よりはマシなことがわかります。NHKは今後もテロップなしなのかなぁ?
※オリジナルを見ると、つくづくNHK BSの吹き替えはダメだと感じてしまう。オリジナルの台詞の言い回しや緊張感、全体にちょっと重めな雰囲気がまったくない。どう聞いても台詞が軽く感じられてしまう。これは非常に残念。さらに言えば、吹き替えの鉄則である語数をなるべく近くするということも無視されがち。その例がタンコマ(4文字)とテス(2文字)……まぁ他にもたくさんあるのだが。
あ~DVD編集して動画をアップロードした後に気付いた。実は第3話でドラマタイトルの「オールイン(すべてを注ぎ込んで掛けること)」という言葉を初めてイナが言います。このシーンは刑務所内での賭場でイナとデスの最後の一番のときに、デスによってレートが5000に引き上げれた勝負をイナが「オールイン」といって受けるシーンです。
このシーン、NHK BS版ではなぜか「勝負!」と吹き替えられてます。おいおいここで「オールイン」って言わないで、どこで言うんだキム・イナ! ひょっとしてNHK BS版は「オールイン」って台詞を使わないつもり?? あぁ……どんどんオリジナルのテイストから離れていく。何かだんだん人に「オールイン」を薦めたのを後悔してきた。素直にDVD貸せばよかったかも。
ついでに刑務所内での賭博シーンを解説すると、デスの巧妙なイカサマの仕掛けになかなか本気で乗ってこないイナは勝負どこを探っていた(これはビデオで手の流れを見ればわかります)。最後の大一番、イナの手は2クッ(10月と2月の組み合わせで下一桁は2となり2番目に低い役)、一方デスは1クッ(8月と3月の組み合わせで下一桁は1となり役としては一番下)の手札。
微妙な勝負の展開の中、持ち金を減らしていたイナに対して、イカサマで勝っていたデスは掛け金を上げてつぶしにかかる。掛け金を5000まで上げたデスは、今まで勝負の展開からイナが下りると読んでいた(あるいは手持ちが5000に足りないのを見越していたのかもしれない)のだが、イナはオールインで勝負を受けて手持ちの4500すべてを注ぎ、足りない分の500はサンドゥの命令でジョングが埋めることになる。もともと勝負が成立しないことを見越していたデスにとっては、手持ちの役が最低の1クッでも勝てるはずだったのだが……しかも何とイナの手はデスの手の1つ上の役の2クッだったという展開。

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コメント

  1. Kiyotaka より:

    どこかの掲示板で「タンコマ」って韓国裏社会の「隠語」で「小僧、ガキ」を意味する俗語だと書いてあった。そうだったのかぁ。そう言われれば他のドラマでもソッチ系の役の人がたまに言うなぁ。

  2. porco より:

    ヒョンニム!
     「タンコマ」・・・実はず〜〜と気になってモヤモヤしてました・・・
    倉庫、しまっちゃった後だったんで・・・すっきりしました(*^_^*)
    ありがとうございますぅm(^_^)m
    別ドラマで「オタンコ」(吹き替え:もやし男!)ってのもありました。
    オ!?・タンコマなのかな・・まっ、似た様なもんですね。