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ロータリーエンジン生産終了

Rotary Engine

Rotary Engine

ついにこのときが来たか……という感じ。マツダが今日、「RX-8とロータリーエンジンの生産終了」を発表した。マツダの山内孝社長は「今後もロータリーの研究・開発を継続する」とし、新聞報道ではロータリーエンジンの次期モデル開発を続けているとされているが、昨今の原油高や経済情勢でロータリーの復活は望みが薄いかも。

昨日はジョブズの死去によって世界中のアップルやMac、iPhoneファンが悲しんだが、今日はロータリーエンジンのファンにとって悲しい発表の日になった。

自分とロータリーエンジンの出会いは子供の頃から。父親がマツダ好きなのもあって、実家にあった車が一時期を除いてほとんどルーチェだった。そんな訳でロータリーエンジンの不思議な音と加速にいつしか魅了されていった。

Luce Legate '1977-1981

Luce Legate ‘1977-1981

乗った記憶にあるもっとも古いロータリーエンジン車は、このルーチェ・レガート。1979~81年に生産されたルーチェの高級バージョンで、角目の縦2灯が印象的なデザイン。エンジンは前期は12Aと13B搭載車があったが、後期は13Bのみになった。この前後にも1~2台実家にロータリーエンジン搭載車があったと思うのだが、どれだったか思い出せない。

Luce 1983-1986

Luce 1983-1986

その次に乗ったのが、たぶん4代目のルーチェ。特徴的なデザインなルーチェ・レガートから一転して普通のデザイン(笑)。このモデルからカセットデッキが正立のあとルーチェ独特のカーステレオが装備されるようになる。エンジンは12Aターボと13Bがラインアップ。

Luce 1986-1991

Luce 1986-1991

その次に乗ったが5代目ルーチェ(マツダ最後のルーチェ)。従来のルーチェより大型化され、マツダの最上級車にふさわしい外観とサイズになった。エンジンは直4の2000cc、V6の2000ccと2000ccターボ、V6の3000cc、13Bターボとマツダ車でもっともエンジンのラインアップが豊富な車種でもあった。実家の5代目ルーチェは、当初ロータリーエンジン車だったが、一度買い換えてV6エンジン車に変わり、その後はミレーニアへと移っていくので、実家の車ではこの5代目が最後の記憶。

RX-7 ∞

RX-7 ∞

ロータリーエンジンに魅了された自分が初めて買った車がFC3Sのサバンナ RX-7。とにかく早い車で、そこそこのチューンで240km/hくらいは出たと思う。1台目は首都高速湾岸線で星になった(苦笑)が、その後2台目として限定車で2シーターの「サバンナ RX-7 ∞バージョン」を購入。∞はクロスミッションが標準装備なので、そのままでは最高速度が遅くなるので最終減速比がノーマルの4.100から4.300に変更されてるのが特徴。このファイナルをノーマルミッションに搭載すると最高速度が270km/h以上になる。エンジンは13Bターボの1グレードのみ。

EUNOS COSMO Type S

EUNOS COSMO Type S

次に乗ったのがユーノス・コスモ。トヨタ車に乗る人が「いつかはクラウン」というように、ロータリー乗りなら「いつかはユーノス・コスモ」と思って購入。購入後一カ月でエンジンが壊れ、70万円近くを投入してエンジンをとターボを交換。早かった~!そしてカッコよかった!エンジンは2ローターと3ローターのシーケンシャル・ツインターボの2つをラインアップ。3ローターは速さと引き換えに全開時は燃料計が減っていくのがリアルタイムに分かるなんて揶揄されるほど燃費の悪い車でした!

以後、ロータリー車は買ってません。FD3SのRX-7やRX-8にはイマイチ魅力を感じなかったから。今後また魅力的な車種が登場することがあれば、再びロータリーに乗るかも……。

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