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北朝鮮で携帯電話サービスが開始

朝鮮日報によると、鮮民主主義人民共和国がタイの企業グループの支援で、今年5月から平壌と羅津、先鋒の2地域で携帯電話のサービスを開始したらしい。北朝鮮初の携帯電話は、端末と申し込み費用を合わせて韓国ウォンで約120万ウォン(約12万円)と北朝鮮の物価では非常に高く、企業や党、軍関係者のわずか数十人が申し込んだだけ。

北朝鮮の観光総局が日本国内で運営するサイト「朝鮮観光」によれば、NOKIA製の携帯端末が北朝鮮ウォンで20,100ウォン(約17,500円)、契約事務手数料はで117,000ウォン(約102,000円)、使用料はプリペイドカードで決算し、プリペイドカードには3,000ウォン(約2,600円で800分通話可能)、9,000ウォン(約7,800円で2,400分)、15,000ウォン(約13,000円で約4,000分)の3種類がある。契約事務手数料が異常に高いのは不思議だ。外国人は料金をユーロや人民元で支払える。

この携帯電話は平壌と羅津、先鋒市内間でそれぞれ通話が可能で、別途の申し込みで国際通話も可能できるが韓国とは通話できない。NOKIA製の端末というのがすごいな。通信方式はどれを採用してるんだろう? タイ企業の支援だとGSMというのが妥当なとこか。と思って朝鮮観光にアクセスしてみたら、ちゃんとGSMと書いてあった。しかもSIMカードも掲載されている。やはり世界はGSMか。

ちなみに本文でリンクしている北朝鮮国営?ビジネス情報&観光情報ページ「朝鮮観光」にアクセスすると、北朝鮮の歌がいきなり再生されます。聴いてみたい人はアクセスして体験してみよう。北朝鮮の音楽CDも販売しているみたい。

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コメント

  1. yuki murata より:

    すごいニュースですねー。
    最近北朝鮮の大使館(or領事館?の役割を果たすもの)がロンドンの住宅地に出来て話題になっていました。
    国際通話ができるのに、韓国とはできないというのもスゴイなぁ……。

  2. Kiyotaka より:

    本当にすごい話ですよ。北朝鮮のお国事情を考えたら
    携帯なんて導入している場合じゃないだろうし。
    やっぱり外貨獲得が目的なんだろうか……といっても
    北朝鮮国内で通話する外国人はあまりいないだろうけど。
    韓国と通話できないのはスパイ問題や脱北の手引き
    とか分断した家族とのやり取りをさせないためだろうな。