買ってみましたDME

「Microsoft Plus! Digital Media Edition」を購入した。以前Kiyologでも紹介したWindows Media 9と連携する拡張ユーティリティー集。購入した最大の目的は、Pocket PCと連携する「Plus! シンク&Go」を試してみたかったから。PocketPCには標準でActiveSyncという同期ソフトが付属し、これを使えば予定／住所録／メール／メモ／ファイルやフォルダの同期が行える。ただし同期できるのは基本的にMicrosoft Outlook（Expressではない）のPIMデータに限られるため、PocketPCには例外なくOutlook 製品版が付属する。ファイルやフォルダの同期もできるため、iPod + iTunes的な使い方もできなくはないが、やはり勝手が悪い。

そこでシンク&Go!を使えば、Windows Media Playerが管理している音楽ファイルや動画ファイル、WebコンテンツをPocketPCに同期できる。無線LANやBluetoothでも同期できるのはiPodにはない利点かもしれない。同期時には指定のフォルダやファイルの他に、Windows Media Playerが管理している属性（お気に入り度やビットレートなどさまざま）を基にしてグループを作れる。まさにMac OS＆iPod vs Windows&PocketPCの構図。

デジカメなどで取った写真を基にナレーションやBGM付きのストーリービデオ？を作る「Plus! フォトストーリー」も機能は「LiFE* with PhotoCinema」に及ばないが、この他のアプリケーション多数も含て2800円という価格には驚かせられる（ダウンロード版ならもう少し安い）。今どき、シェアウェアでもこれよりは高い製品が結構あるというのに……。