Kiyologの気になる物……気になること……

menu

Kiyolog

魅惑の韓国携帯 その3

Samsung SCH-V300

何かサムスンばっかり紹介したので、LGか大宇も紹介しようと思ったのだが、やはりサムスン・エレクトニクスのこれまたハイエンド機「SCH-V300」も紹介しないと。

この機種の第一の特徴は、SCH-E150と同じCDMA2000 1x EV-DO対応による2.4Mbps通信。ただし、こっちはMPEG-4チップとステレオ音声再生機能のハードウェアチップ搭載によりリアルタイム動画の通信ができる。本体のヒンジ付近にはCCDカメラを搭載しているがビジュアルフォンには非対応(本体に静止画と動画を撮影して保存はできる)。高速通信とMPEG-4チップは主にVODのために搭載していて、ダウンロードとストリーミングの両方式に対応(VODの保存用メモリー容量は16MBもある)。

VODなんて言うと、ドコモのM-Stage Visualを思い出して、どうせ普及しないだろうと日本人なら思いがちだが、韓国では違う。何しろテレビ放送を常にストリーミングで放送している国だ。どこの放送局でも番組のページにはVODのコーナーがある(レコード会社もだが)。ドラマとかのページなら今やNGシーンはストリーミングで見るのが韓国の基本(四半期の特番なんて待つ必要はない)。またVODや撮影した動画を待ち受けの背景に利用する「Live Screen」なんて機能もある。

この他にも「NATE Driveサービス」——GPSと無線を連動したサービスで、ハンズフリーキット装着時に交通情報/ナビゲーション/周辺施設探し/緊急救助サービス/車両関連情報/ニュース/天気/証券/映画/公演情報などが提供される……韓国ドラマ中では良く見る光景。

「M-Wallet」——携帯電話を使って商品代金の支払いから配送先の指定などまで対応する電子商取引/電子財布サービスをはじめ、電話帳2400件、SMS対応、NATEブラウザ搭載、NATEマルチメディア・サービス対応、着メロ40和音(YAMAHA製MA-3搭載)、音声認識および操作のアシスト、PC Link 200対応などの機能を搭載。本体サイズは、長さ95×幅50×厚さ22.5mmで重量125g。これでSDカードスロットでも装備していたら、PanasonicやSHARPのSDカメラやビデオ再生機もビックリだったのに……なぁ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事