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Beanの進捗情報 2018年2月18日更新分

IndiegogoのBeanのページで進捗状況が更新された(Kickstarterでも同様に更新)。今回の内容はまず出荷時期の話。多くの出資者が気にしている出荷時期は、現状では確定できない。その理由として、BeanがまだCEとFCC認証の過程にあり、証明書の認証に必要なテストの75%がパスしているが、残りの25%のテストが失敗する可能性があるらしい。CEはEU加盟国のすべての基準を満たす製品に付けられるマークで、FCCマークは、通信や電波を管理するアメリカの連邦政府機関である「Federal Communications Commission(連邦通信委員会)」の基準を満たした製品に付けられる。BeanはCEやFCC認証に必要な検査と証明書の取得をドイツのTÜV Rheinland(テュフ ラインランド)で実施していて、Kudo3Dの説明では2月26日に完全な認定な必要な検査報告書がTÜV Rheinlandから届く見通し。

Kudo3Dの説明では過去6週間で部品を受け取り、写真は先週受け取った金属ケースとリニアガイドなどが含まれているとの事。前回の更新情報にあった2回目のモールドテストを経て発注されたPSPレジンコンテナ3000個は3月10日頃に届くらしい。

Beanは完成時、3つのコンテナ(EU向け・米国向け・日本向け)で発送され、残りの地域は航空速達便で発送する予定らしく、発送の数週間前に送料の連絡や樹脂や付属品を追加するオプションを確認する連絡が出資者に届く計画になっている。

また出荷スケジュールが遅れて確定していないBeanを 「CEやFCCマークを気にしない」ので早く欲しい出資者は、contact@kudo3d.comまでメールを送れば別のリストに載せるとの説明があった。ただし、これはCEやFCCマークが無くても販売できる地域の出資者に限られそう。日本はCEやFCCマークのある製品でも電波を出す機器等は技適(技術基準適合証明または技術基準適合認定)を取得してないと利用できないが、Wi-Fiリピーターを除けば、Bean自体は(電磁波のシールド等は別にして)電波を発信しないのでCEやFCCマーク無くてもいいような気がするのだが、実際のところはどうなんだろう?

もう1つの内容は、キャスタブルレジンに関するもの。Kudo3Dは4つのバージョンのキャスタブルレジンで出力したリングを4人の支援者に送り、誰もが良いと評価したバージョンをBeanのキャスタブルレジンに選んだという内容。写真のリングは左のキャスタブルレジンで出力したものを銀で実際に鋳造したもの(写真右)。

キャスタブルレジンに関しては、以前Kudo3Dに質問した事があり、Kudo3Dの回答ではBean用にテスト&ラインアップを予定しているレジンは
グリーンレジン・ブラックレジン・ホワイトレジンがDX
イエローレジンがENG Hard
グレーレジンがENG Tough
と説明があり、キャスタブルレジンのラインアップは無かった。ただし、パラメーターを調整すればTitan用や他社製のキャスタブルレジンは使えるという話だったが、これを見るとクラウドファンディング登場時は4種類のレジンしかなかったが、追加で白レジンとキャスタブルレジンが登場するのかもしれない。

 

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