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da vinci 2.0A DUOでSimplify3Dを使う その2

ダヴィンチ 2.0A DUOでSimplify3Dを使うの続き。Simplify3Dの「ツール」メニューから「マシンコントロールパネル」を選ぶと、「マシンコントロールパネル」という別画面が表示される。この画面は独立した画面で、プリンターに関するリアルタイムの情報などが表示/操作できる。

画面上部の「初期化」はプリンターとの通信に関するモノで、「接続」をクリックすると、3Dプリンターと非接続時にはコマンドを送って、初期化作業などを行う。プリンター接続時は「接続」が「切断」ボタンに変わり、「切断」をクリックすると3Dプリンターとの接続を解除する。

その下のボーレートやポートは3Dプリンターと通信するポートに関する設定で、特に問題が無ければデフォルトの状態で問題ない。一番右上の「EMERGENCY STOP」は緊急停止ボタンで、何かトラブル等があったときにこれをクリックするとプリンターに緊急停止コマンドを送出する。

「Gcodeライブラリ」タブは、3DプリンターにGcodeを出力して印刷するための機能。3Dプリンター付属のスライサーやSimplify3DでスライスしたGcodeファイルをこのライブラリに追加して、「選択したGcodeを実行」ボタンをクリックすることで、選択したGcodeファイルを3Dプリンターに転送して出力できる。

ダヴィンチはGcodeファイルそのままではプリンターが受け付けず、ダヴィンチ用の制御コマンドを付加し、独自に形式にアーカイブした3w形式しか使用できない。「ライブラリーに追加」機能では3w形式に対応しているので、XYZwareでスライスしたデータをここで追加してプリンターに転送して出力する事も可能。

Simplify3Dでダヴィンチのプロファイル(FFF形式)を読み込んで作成したスライスデータは3w形式で書き出せるので、それを読み込む事もできる。またSimplify3Dからダヴィンチに出力した場合、その出力時の3w形式データは自動的にGcodeライブラリに追加されるので、過去に出力したデータはメインウィンドウで読み込んで再スライスしなくても、ここから3wファイルを選べばそのまま出力できる。

「コミュニケーション」タブは、Simplify3Dと3Dプリンター(ダヴィンチ)が通信している内容を表示する。下のフィールドにコマンドを記述し「送信」ボタンをクリックすれば、ダイレクトにプリンターに制御コマンドを送出できる。

「温度プロット」タブは、3Dプリンターのエクストルーダー(ホットエンド)やヒートベッドの温度をモニターする機能。プリンターの温度情報がグラフでリアルタイムに表示される。エクストルーダーやヒートベッドの温度は、画面右側の「アクセサリーコントロール」にも数値でリアルタイムに表示されると共に、「エクストルーダー」「ヒートベッド」の温度を任意の温度にセットして「オン」をクリックすれば、設定した温度で固定するようにもできる。

ダヴィンチシリーズは、純正のフィラメントカートリッジのICチップにフィラメントの溶解温度情報が記録されていて、XYZware使用時にはICチップを書き換えないとフィラメントの溶解温度を変更できない。うちで試した限りではあるが、Simplify3D使用時はマシンコントロールパネルの「アクセサリーコントロール」やプロセスの「FFF設定」でエクストルーダーやヒートベッドの温度を設定すると、その温度に設定する事ができた。ただファームウェアのバージョンによってはカートリッジのICチップのデータが優先されるという情報もあるので、ケースバイケースかもしれない。

デュアルヘッド機のダヴィンチ 2.0A DUOの場合、「アクセサリーコントロール」の「ツールヘッド」の「ツール0」が本体右のエクストルーダー(XYZwareで言うところのエクストルーダー1(右)、「ツール1」がエクストルーダー2(左)となる。

「ジョグコントロール」タブは、エクストルーダーやヒートベッドの移動を操作できる。ダヴィンチ本体もユーティリティーの「JOGモード」でエクストルーダーやヒートベッドを0.01mm・0.1mm・0.2mm単位で移動できるが、XYZ軸いずれかを選んで移動単位を選んで操作するため、移動軸を切り替えるには手間が掛かる。

Simplify3Dの「ジョグコントロール」は、XYZ軸の移動方向が分かりやすい画面になっており、クリックするだけで移動できるのでXYZ軸の切り替えも同一画面でできる。また移動単位も豊富で移動速度も「ジョグスピード」で変更できる。

右側の「カスタムコントロール」ではモーターの保持トルクを無効にする事もできるので、ある位置から手動でフリーにエクストルーダーを動かしたい場合も便利。またプリンター全体でのエクストルーダーの移動と射出のオーバーライドも設定できる(層毎のオーバーライド設定はFFF設定できる)。

 

「ツール」メニューには、「マシンコントロールパネル」以外に「ベッドレベリングウィザード」と「デュアル射出ウィザード」もある。

「ベッドレベリングウィザード」は、エクストルーダーとヒートベッドの距離を調整して、それをスライスデーターに反映できる機能。ダヴィンチには標準で非常に面倒くさい手動で行うキャリブレーション機能があり、それに比べればこちらの方が便利そうだが試した事がないのでダヴィンチでうまく機能するのか未検証。そのうち試してみます。

「デュアル射出ウィザード」は、「ダヴィンチ 2.0A DUO」や「MakerBot Replicator 2X」のようなデュアルヘッドの3Dプリンター使用時に、簡単にどのデータをどちらのエクストルーダーで出力するか設定できる機能。手動でも同じ事はできるが、基本的にはこちらを使う方が便利。ただケースによってはなぜかうまくいかないこともある。

「ツール」メニューには、もう1つ「ファームウェア設定」という機能もあるが、ダヴィンチではそのままにしておかないと出力できなくなるので注意。

まだまだ細かい機能や設定項目があり、紹介できない部分や自分も試した事のない部分も多いが、ダヴィンチユーザーで便利なところがあれば、また紹介する予定。ダヴィンチユーザー的には、フィラメントの溶解温度の設定ができるだけでもSimplify3Dを買う価値はあると思う……フィラメントリセッターがあればだが。

 

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