mopo MF-N2 10000mAh モバイルバッテリー

モバイルバッテリーは1年前に購入したパナソニック製のセルを採用を採用し、QuickCharge 2.0にも対応する「Anker PowerCore+ 10050」を使ってきたが、スマホをQuick Charge非対応のNEXUS 6Pに機種変更したのもあり、充電時のメリットが半減。そこでUSB Type-C対応のモバイルバッテリーを購入することにした。どのバッテリーにするか悩んだが、最終的には中国深圳のMaxpower Intelligence Technology Co., Ltdのmopoブランドの10000mAh モバイルバッテリー「MF-N2」を購入した。

パッケージは段ボール製の簡易なもので、商品名もメーカー名もロゴも何も記載のない、本当にただの段ボールの箱。

パッケージを開梱すると、薄い半透明のビニール素材の袋に包まれたバッテリーが出現。バッテリーの下にその他の付属品があり、

全部出すと、バッテリー、持ち運びようのケース、USB Type-A ー USB Type-Cケーブル、説明書が入っている。説明書は英語と日本語の記載があるもので、日本向けの商品らしい。

バッテリーは幅151✕縦66✕厚さ(一番厚みのあるところ)22mmで、重量285g。NEXUS 6Pより全体に少し小さいが、モバイルバッテリーとしてはそこそこ大きい。側面形状は楕円形で、両端は円形になっている。バッテリーの外装はアルミニウム製でしっかりした造り。

バッテリーは左側面にポートやスイッチ、インジケーターが集中し、他の部分には何も操作や表示するものはない。バッテリー容量は10000mAhで、セルはLiPo(リチウムポリマー)を採用し、薄さと発熱その他の安全性を実現している。

日本のアマゾンでは黒のみが発売されているが、Maxpower IntelligenceのHPを見ると、ピンク／ゴールド／シルバー(ホワイト)のカラーバリエーションがあるらしい。

本体裏面の刻印を見ると、バッテリー容量は10000mAh/37Wh、バッテリー充電用の入力１(Type-C)と入力2(MicroUSB)は5v/2A、出力1(USB Type-C)は最大5V/3A、出力2はQuick Charge 3.0対応で、最大5～6.5v/3A・6.5～9V/2A・9～12v/1.5Aとなっている。

側面部分に左から出力2(USB Type-A)、入力2(MicroUSB)、その下にバッテリー残量・充電用のLED、電源ボタン、出力1兼入力(USB Type-C)が並ぶ。

LEDはボタンを電源ボタン押すと残量を表示し、LED１つ点灯で0～25%、LED2つで25～50%、LED3つで51～75%、LED4つで76～100%を表す。充電中は残量から4つ目までのLEDが流れるように表示される。

説明書では充電開始時に電源ボタンは押すような記述があるが、スマホやタブレットと接続すると特にボタンを押さなくても充電開始される。

NEXUS 6Pで試したところ2時間ちょっとでフル充電できたが、メーカーの仕様では105分でフル充電できるのを考えるとちょっと遅い。ただ同じケーブルを使ってNEXUS 6P付属の純正の充電器を使っても充電時間は同程度なので、速度的には純正の充電器と同等の能力があるようだ。NEXUS 6Pはバッテリー容量3450mAhなのもあり、試しにこのモバイルバッテリーだけで充電したところ、2回充電したところでLEDが1個点灯になり、そこから約80%充電できたので、だいたい約3回分の充電できる。

ちなみにバッテリー本体の充電時間はUSB Type-C入力で約3時間ちょっととかなり高速で充電できた。MicroUSB側での充電はQuick Charge非対応なので、そこそこ時間がかかる。