14Aug

2chの「Windows Phone 7」のスレッドに「MUI」に「0411」で日本語の属性を追加した状態でMango βにバージョンアップすると、日本語UIが選択できるようになるという情報があった。その後、ななふぉにも同様の内容が掲載されたので、どうやらホントらしい(笑)。
開発者向けに公開されているMango β (Build 7661)やMango β Refresh (Build 7712)では、オリジナルの端末がもともと備えているUI属性(英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語)しか選択できす、日本語入力はキーボードで追加できてもUIを日本語にすることはできなかった。
ところがMango β (Build 7661)にバージョンアップする前のNoDo (Build 7392)の段階で、レジストリーエディタなどで
キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\MUI\Available
名前: 0411
値: Japanese
を追加後に、再度Mango β (Build 7661)にバージョンアップすれば、日本語UIが選べるようになる。
とはいってもWindows Phone 7では通常レジストリーを編集することはできない。そもそもレジストリーエディターはMarket Placeなどで公開されていないし、一部で流通してるレジストリーエディタは開発者登録した端末でないとインストールできない……しかもMangoでは動かないものが多い。
LG製のWindows Phone 7端末はMFGを起動することで、端末のレジストリーを編集できる。MUIの「0411」に「Japanese」を追加後、再度Mango β Refreshにバージョンアップすると……
「設定(Settings)」の「地域&言語(Region&Language)」の「表示言語(Display Language)」で「日本語(Japanese)」が選択できる。選択後、端末を再起動すると
Windows Phone 7.5のUIが日本語になる。標準のアプリは名前が日本語に切り替わる。
「Pictureハブ」も縦書き表示になる。これ斬新ではあるけど、便利なのかな?
「Pictureハブ」や「Peopleハブ」の新着情報では、投稿した人物名が左に縦書きで表示される。
メール画面では、差出人名が左側に縦書きで表示される。
「MUSIC&VIDEOハブ」の項目も日本語表示になる。ただし、ロケールが日本に設定されたLive IDでは、アーティストの背景や略歴等は表示されないかも?
日本語UIにすると、オフィスのサンプルドキュメントも日本語表示になり
実際にドキュメントを開くと、ドキュメント自体の内容も日本語版に置き換わっている(この例では「One Noteの使い方」)。Officeのテンプレートファイルなども日本語のものになっている。
日本語UIではMarketPlaceのボタンは、「試用」「購入」と表示される。ZUNEの日本語版にあった「Free」が「空き」と訳されてる部分は「無料」となっていて、無料アプリでは「試用」のボタンが「インストール」になっている。