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OMEN by HP 15 旧モデルがセール

Dellアンバサダープログラムで1カ月使用中のXPS 15、4K解像度の液晶パネルはWindowsで使っていると良い面と悪い面があるのはこの前紹介したが、それでも4コアのCore i7にGeForce GTX 1050と言うのは3Dソフトでもビデオ編集でもかなり性能は魅力的。

そんなときにFacebookでHPの広告が目に入った。7月19日まで旧製品御礼キャンペーン!でお得らしい。キャンペーン期間は終わったのが該当のHPを見てみると、まだ注文できそうな感じ。その中でちょっと気になったのがHPのゲーミングノート「OMEN by HP 15」の旧モデル(型番で言えばOMEN by HP 15-ax200シリーズ)。キャンペーン価格では

  • Core i5-7300HQ+GeForce GTX 1050(4GB)+8GB RAM+1TB HDD+フルHD IPS(非光沢)が9万8000円
  • Core i7-7700HQ+GeForce GTX 1050Ti(4GB)+8GB RAM+256GB SSD+1TB HDD+4K IPS(非光沢)が12万8000円

と旧機種でセール価格とはいえ、基本的な仕様はXPS 15と互角。XPSはアルミニウムとカーボンファイバーの筐体だし、メインメモリーは4K IPSの方は16GB、ストレージもフルHDは256GB SSD・4Kは512GB SSDと差はあるが、OMEN by HPの方も樹脂製であまり高級感のない筐体を気にしないならRAMを+1万円で増設すれば仕様的にはXPS 15とほぼ同じで価格は約9万円くらい安い。まぁ細かいところを言えば、XPS 15にはThuderbolt 3も1基あるので拡張性はOMENよりあるのだが、逆にOMENの方は赤いバックライトで派手だけどキーボードはテンキー付きで有線LAN端子も備える。

いくら安くてもキャンペーンは終わったし……と思ったら、今度は8月1日まで「スペシャルキャンペーン!」をやっていた(笑) しかも旧機種御礼キャンペーンより構成によっては安くなる。

マシンの質感や剛性はアルミニウム+カーボンファイバーを採用するXPS 15の方が高いし、厚みも薄いのでスマートなのだが、テンキー付きや非光沢のIPS液晶のOMEN by HPもこれまた魅力的。ただXPS 15はAdobe RGB 100%カバーを謳うIGZOのIPSパネルなので、その辺の記述のまったくないOMEN by HPよりはデザインや映像編集に使う人には向いているというか安心感はある。実際XPS 15をAdobe RGBモードで使っているとデザイン作業や写真編集では諧調の豊かさや色の再現性の良さは実感する。何よりキーボードが赤く光るのはちょっと……。

ただそれなりに速くてゲームにも使えて、筐体のデザインが個性的であってもOKで、液晶の色はそこまで求めてないというならOMEN by HPも価格的には十分競争力がある。この構成で法人モデルのEliteBookなりZBookがあればHP製品もかなり魅力的なのだが、Core i+GeForce GTX+4K IPS液晶という構成はコンシューマー向けにしかラインアップにないので、自分だとOMENは選びにくい。

 

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