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PRS-T2購入!

SONY PRS-T2

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出版社の編集部在籍時代から、電子書籍がどんなに普及しても紙の印刷物には独特の味や質感があるし、所有する喜びみたいのもあるので印刷物は無くならないという派だったが、今年に入って急に電子書籍を買うようになった。電子書籍自体は携帯電話で漫画を数十冊買って、い同時に読んだりした事はあったが、携帯用のコミックは機種とか電話番号が変わると読めない事があるので不便。スマホやタブレット、PCで電子書籍を読んだ事もあったが、イマイチ便利とは思わなかった。

それでもここ数カ月、キャンペーンとかあって電子書籍を購入する事が増えて、スマホのアプリで読んだりしてたのだが、スマホで読むとバッテリー消費が激しいし、画面が小さくて見にくい。タブレットでは逆に端末が重すぎて読書って感じならない。結局、電子インクを使う電子ブックリーダーを買う事にした。さて、問題はどこのリーダーを買うか……アプリ版で読んでたときはアプリさえインストールすれば、どこの電子書籍書店から買っても1台のスマホやタブレットで読めるが、電子ブックリーダーだと対応する書店は1つか2つ。とりあえず、ソニーのReader「PRS-T2」、amazonの「Kindle Paperwhite 3G (2012)」、楽天の「Kobo Touch」の3台を買う事にした。各社の最新機種にしないのは、3台買うので予算の都合(笑)どれも1年以上前の発売なので、ネットでレビューはいくらでも見れるけど、kiyologなりにここでも紹介。

とりあえずSONYのPRS-T2が最初に届いたので、まずはこれから。楽天の優勝セールでkobo miniとkobo gloがセール価格になってた頃、SONYも旧機種のPRS-T2が4980円のセール価格で販売されていた……現在は入荷終了で完売。SONY製の電子ブックリーダー「Reader」シリーズは、このジャンルでは歴史もあり、今までに数多くのモデルが発売され、着実に進化している。PRS-T2は2012年9月21日発売、最新型のPRS-T3が今年の9月発売なので、ちょうど1年前の機種で価格も値下げして安くなったところ。PRS-T3は解像度が上がり、ページリフレッシュ機能なども改善されてるが、PRS-T2も無線LAN内蔵だったり、「E Ink Pearl」を採用したりと電子ブックリーダーの入門機としては4980円なら十分な性能。今回はソニーストアよりさらに安く出品されているヤフオクで新品保証付きを購入してみた。

SONY PRS-T2

SONY PRS-T2

製品パッケージはかなり小さく、本体より一回り大きい程度。中箱には本体が入っており、下側にUSBケーブルが入ってる。ハード的な付属品は、本体とUSBケーブル、画面タッチ用のペン、ケース代わりのポーチのみ。NET CASHのSONY READER STORE用の電子図書券も入ってるが、そっちは8月31日までなので、すでに有効期限切れ(笑)

SONY PRS-T2

SONY PRS-T2

付属のポーチはこんな感じ。脇に付属のペンが挿し込めるけど、とりあえず無いよりはマシという程度のもの。

SONY PRS-T2

SONY PRS-T2

本体サイズは幅約110×高さ約173×奥行約9.1mmで、重量が約164g。6インチの”E Ink Pearl”方式の電子ペーパーは、解像度600×800ドットで16階調グレースケール表示。無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応。内蔵バッテリーは約2~2.5時間で充電でき、1日30分読書使用でワイヤレスオフ時で約2ヵ月、ワイヤレスオン時で約1.5ヵ月使用できる。

本体前面下部には、機能のアイコン形状をそのまま表した5つのボタン(前後のページ送り・ホーム・バック・メニュー)を備える。競合のKindle Paperwhiteやkoboが画面のタッチ操作を基本にして、ハードウェアのボタンを極力無くしてるのとは対照的にソニー製のReaderシリーズはボタンを一貫して採用し続けている。画面をタッチしなくてもボタンでページを送れるのは、シチュエーションによってはかなり便利なので、この部分だけでもソニー製品のアドバンテージはいくらかあると思う。

SONY PRS-T2

SONY PRS-T2

背面には右下側のMicroSDカードスロットがあるのみ。バッテリー交換はできないので、かなりシンプルな背面。MicroSDカードは32GBまで対応する。本体の内蔵2GBメモリーと合わせて、最大34GBまで利用できる。電子書籍は内蔵、MicroSDどちらにあっても区別なくシームレスに扱えるので不便はない。MicroSDカードのコンテンツはアイコンで区別できる。

SONY PRS-T2

SONY PRS-T2

本体下部にはリセットスイッチ、MicroUSBコネクター、電源スイッチがあるだけ。従来の機種にあったヘッドフォン端子は無くなっている。このため、音声・音楽再生等の機能も省かれている。

具体的な操作感や比較は端末が揃ったところで、まとめて紹介する予定。

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