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WP7の普及のポイント その1

Windows Phone 7は、パソコン的な発想のiPhoneやAndroid端末と違って、これぞスマートフォンというべき割り切りの良さと秀逸なUI思想が特徴。ネットブックやノートパソコン代わりにスマートフォンを持ち歩くのではなく、コミュニケーションツールとしてスマートフォンを使う人には最適。

とはいえ、コミュニケーション以外の部分も相当に力を入れて開発されてます。

MUSIC+VIDEO Hub

MUSIC+VIDEO Hub


例えば、音楽(+ビデオ)プレーヤーである「MUSIC+VIDEO」ハブは、マイクロソフト製の携帯音楽プレーヤー「ZUNE」シリーズの機能を踏襲していて、単なる音楽プレーヤーでしかないAndroidのメディアプレーヤー系アプリはライバルでなく、iPodをベースにしたiPhoneの音楽機能といい勝負。

ZUNEに元々備わっている音楽プレーヤー間でのコミュニケーション機能、WP7に転送した歌手のバイオグラフィーや関連するアーティストへのリンク、WP7に収録しているアーティストのアルバムとMarketplaceで販売されているアルバムを並列で表示できるUIや歌手の写真の壁紙表示など、かなり使い勝手がいい。

開発者向けのMangoでの話なので製品版では異なる可能性もあるが、現状ではこのバイオグラフィーや関連アーティストへのリンク、歌手の壁紙表示なんかは、現状はWindowsのロケールを米国に設定した場合のみ有効で、日本に設定している場合は楽曲を転送してもこうした付加情報は追加されない。

こうした付加情報は写真やバイオグラフィーの文章の著作権なども絡むとは思うのだが、音楽プレーヤーのZUNEを日本で展開していればこうした問題はすでにクリアーできていたはず。
まぁ付加情報がなくてもAndroidのメディア再生アプリ以上には使えるのだが、せっかくZUNEの土台があるだけに日本発売時にはこの部分もしっかり日本対応していて欲しい!

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