4Jun
Asian Wall Street Journal紙が6月3日報じたところによると、ワインの世界シェアで、昨年フランス産ワインが占めた割合は23%で10年前(32%)に比べて大きく下落している。その半面、10年前には6%にすぎなかったニューワールドワインのシェアは、昨年20%へと高まった。ニューワールドワインは、カリフォルニアやオーストラリアをはじめアルゼンチン、チリ、南アフリカ共和国、ニュージーランドなど新興のワイン生産諸国のこと。これらのワインは中間価格帯や安価なワイン市場で人気を得ることによって、世界のワイン市場を蚕食し「ワインの至尊」といわれるフランスの脅かしている。
年間1000億ドル(約11兆8700億円)にのぼる世界ワイン市場の大半(90%)を占めている中間価格帯や安価のワインはニューワールド産がほとんど。ボルドーやブルゴーニュ地域で生産されるフランスワインは、1ボトル当たり12ドルから数千ドルの価格で、最高級のワイン市場では依然として第1位を固守しているが、こうしたワイン市場は全体のわずか5%にすぎない。
フランス産ワインは、主に家族が運営する数人から数百人程度の小規模な釀造会社が製造している。こうした会社は数百年間にわたって受け継がれた伝統に加えて、INAO(フランス国立全国原産地名称協会)により地域ごとに栽培できる葡萄品種や収穫量、ブレンド比率、ワイン名などラベルに記載できる事項を規制されているため、ニューワルドワインのように大規模に生産したり、覚えやすい製品名を付けてブランドケティングを繰り広げるののも難しい。とはいえ、依然として世界最高のワインを生産できるのがフランスなのも事実。
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