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いまさら欲しいA1

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最近急に英Musical Fidelity社のアンプ「A1」が欲しくなった。A1を初めて見たのは10年以上前、某HなるAV誌に携わっていた頃。A1はこの雑誌が扱う製品の中では低価格(といっても20万前後はした気がする)だが、その音は価格を超えて驚異的だった思い出がある。
何しろ当時発表されたばかりの低インピーダンスのJBLの超ハイファイスピーカー「Project K2」や名器「DD55000(エベレスト)」も十分鳴らしたから(「D44000(パラゴン)」との組み合わせは未体験)。このA1は純A級動作で出力は20w、やたらシンプルな設計&機能なんだけど良かったなぁ。
当時はDENONかTEACあたりが一時代理店になっていたこともあったが、A1が使用を続けると煙を出すという欠陥で一部がリコールになったような記憶があり、その後はどうなったことやら。Musical Fidelity社自体はその後も名器を続々リリースしてるけど、価格はそれなりになってしまった。
このA1は本体上面がとんでもない放熱をする……さすがは純A級動作。使用中の上面は手で触ったら間違いなく火傷するような熱量で、やかんに水を入れて置いたらお湯が沸くんじゃないかと当時思ったほど。その後のモデルは上面全体がヒートシンクのようなデザインになったような気がする。冬場はいいけど、夏場は地獄だな。それでも音はいいんだよ~。
どっかで安く入手できないかなぁ……某海外オークションでは最近90ドルで落札されてたので、海外ではその辺りが相場なのかも。

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