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ゲイツも常備する米国ワイン

HEDGES CELLERS Red Mountain Reserver 1996
HEDGES CELLERS Red Mountain Reserver 1996

HEDGES CELLERS Red Mountain Reserver 1996

うちのワインセラーには、日常用の定番やテーブルワインクラス、とっておきのバースデーヴィンテージや当たり年なんかのワインの他に、生産数が50~200ケースくらいと少ない希少品?や正式に出荷される前のサンプル生産、今はなくなったワイナリーのワインもいくつかある……たまに手放して他のを買っちゃうけど。

そんな中でもヘッジス・セラーズ(HEDGES CELLERS)の「Red Mountain Reserver 1996」のマグナムボトル(1・5ℓ)は見て楽しいボトルの1つ。このボトル、ラベルは貼ってなくて、文字やロゴはすべて彫ってある。それもエッチングとかじゃなくて、どう見ても手彫りのような感じ(ロゴなんかはすごく彫が深いとこもある)。しかもこのボトルは120本しか生産されてない。
このヘッジス、ニンテンドーUSA社長の荒川社長のハウスワインだったり、ビル・ゲイツがをパーティ用ワインとして常備したりと、意外な米国の著名人に愛飲されている。コンチネンタル航空のファーストクラスのワインリストにも載っているそうだ。さらにワインスペクテーター誌では「世界のトップ25に値するワイナリー」と評価されている。実はこれを買ったときには、ヘッジスのことは全然知らなかったのだが……直感で買ってみるのもいいもんだ。しかもこのヘッジス、アメリカ=カルフォニアワインの図式ではなく、ワシントン州に畑もワイナリーもあるのが渋い。

ちなみにこのワイン、日本では三国コカ・コーラボトリング(株)から独立した三国ワイン(株)が扱っているのだが、同社のHPではなぜか「スリー・ウ゛ィンヤーズ(THREE VINEYARDS:年産7,330ケース)」「コロンビアバレー・レッド CMS(COLUMBIA VALLEY CMS:年産30,700ケース)」「コロンビアバレー・ホワイト(FUMÉ CHARDONNAY:年産18,000ケース)」しか紹介していない(ネットのワイン屋もこの3種類を扱っているとこが多い)。この3種の中では一番高いスリー・ウ゛ィンヤーズでもだいたい3000円前後と価格はお手頃なのに美味しい。

実はこの他に、うちにもある「レッドマウンテン・リザーブ(Red Moutain Reserve:年産2,700ケース=これのみ1ケース6本)」というがある。これはフレンチオーク樽で12ヶ月熟成した後に、レッドマウンテン・リザーブの名にふさわしい樽を選び出してブレンド・濾過後、再び新しい樽で2ヶ月間の熟成を行うという同社の最上級ワイン。このワイン、ワイナリー価格では45ドルだがすでに完売状態。しかもまだ2000年ヴィンテージまでしか出荷していない(スリー・ウ゛ィンヤーズは2001、コロンビアバレー・レッド CMSは2002、白のシャルドネは2003が出荷済み)。日本では1998年が8000~10000円と結構する。そう考えると、うちのマグナムボトルは安かったなぁ。

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