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テレビを入れ替えしたものの

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東芝の28インチ・デジタルハイビジョンテレビ「28D3000」が届いた。実はBS/CSデジタルが見たかったわけではなく、D2以上の入力に対応するテレビが欲しかっただけ(今までのSONY KV-28DR7はD1端子)。D2端子があれば、DVDやxboxのゲームでプログレッシブ表示ができる。で、さっそくAV機器と配線して見ると、やっぱりKV-28DR7と比較してかなり高解像度に感じる。さすがに3年前のBSデジタル対応になる直前のモデルと比べたら画質は◎。
  だが、この東芝の28D3000は操作性がとてつもなく悪いテレビだった。例えば、ワイド画面の表示モード(ノーマルとかフルとか)、画質モード(標準とか映画とかユーザー設定とか)、2カ国語放送の音声切り替えでリモコンに専用ボタンが割り当てられていない。これらの操作をするには、Windowのマウス右クリックに相当する東芝のDVDレコーダーでおなじみの「クイック」メニューをいちいち表示して、そこから選ばなければならない。KV-28DR7(&それ以降のSONYのDR/DRX/HDなど)のリモコンにはこれらの機能がリモコンに専用ボタンとして存在し、実に操作性がよかった。DVDレコーダーならまだしもテレビで2カ国語音声を切り替えるのにすら3操作以上を必要とすのはなぁ……使い勝手悪すぎる。
  さらにDVDレコーダーやスカパーのチューナーをつなぐと、外部入力で表示される映像の画質がとてつもなく悪い。録画したものやスカパーなんかの普通の525iソースを1080iとかのハイビジョン相当に変換して表示する弊害なんだろうか。内蔵チューナー以外の映像はガッカリしてしまった。買い替えて画質が低下するとは……トホホ。
ちなみにうちの建物は6月からテレビの集合配線がCATVのJ-COMになった。うちの管轄のJ-COM調布はBSデジタルのデジタル再送信はしてないのだが、テレビのBS端子に分波器経由でケーブルをつないでみるとちゃんと表示された。BSデジタルが見られるってことは衛星放送は屋根にあるBSアンテナがそのまま使われているのかもしれない。それにしても今さらながら視聴してみたBSデジタル、会員登録やデータ放送でセンターとやり取りするのにすべてアナログモデムを使った低速通信を利用する。つまり1回接続する度に10円かかるわけだ。これがBS/CSデジタルの特徴の1つである双方向通信なのかと思うと、このブロードバンド時代に何と時代遅れな……という気になってしまう。

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