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新たな携帯ゲーム機戦争?

E3開催と前後してフィンランドのNokia社からゲーム機内蔵携帯電話「N-Gage」(鉄道模型か?)が10月から発売されることが正式に発表された。

N-Gageは176×208ドットで最大4096色表示のバックライト式LCD?画面を備えた携帯電話。Symbian OSとSeries 60プラットフォームを搭載し、ゲーム用に8ウェイのコントローラを装備する。携帯電話としてはトリプルバンドのGSM(900/1800/1900)とGPRSに対応。このほかMP3/AAC対応のデジタル音楽プレーヤー、FMラジオ機能、電子メールなどの各種アプリケーションを搭載。Bluetooth経由あるいは携帯電話ネットワーク経由で、ローカルとリモートの両方で対戦型ゲームがプレイできるという特徴を備えている。

N-Gage用のゲームタイトルは標準装備のMultiMediaCardスロットにゲームカードを装着して読み込む。ゲームタイトルはActivision、Eidos、セガ、タイトー、THQなどのゲームパブリッシャーがリリースを予定している。

問題なのは299ドル(ゲームは30〜40ドル)という高価格。音楽プレーヤーとBluetooth内蔵携帯電話として考えれば高いわけではないが、300ドル弱ならPS2、xbox、GAME CUBEとソフト1本を買ってもお釣りがくる。同様の携帯ゲーム機GAMEBOY ADVANCE SP(99ドル)の3倍。メインターゲットを未成年に考えてないのだろうが、売れるか微妙な価格帯な気がする。

E3では、ソニーからもPlayStation Portableなる携帯プラットフォームが発表さいる。UMD(Universal Media Disc)という新しい著作権保護機構を備え6センチ光ディスクメディアでソフトウェアを供給するこの携帯機は、16:9の横長画面を持つ480×272ピクセルのワイド型TFT液晶パネルを採用し、3DポリゴンとNURBSによる3Dグラフィック機能、MPEG-4による動画再生、ATRAC3/AAC対応サウンド機能と豪華。発売は2004年末とかなり先だが、ソニーの言うところの「21世紀のウォークマン」はいったいいくらで発売するつもりなのやら……。

個人的には今年中に発売されるというMSの「Media2Go」の方が興味あるんだけどなぁ。

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コメント

  1. yuki murata より:

    幸か不幸か、ゲームをやらないのでゲームに対応した携帯にはそそられないのですが(笑)
    日本でこういう機種が流行ると、電車内ひきこもり人口が増えそうですねー……
    ワタシ的にあると便利なのはFMラジオ機能(こちらの携帯には結構多いです)。
    そろそろ携帯のアップグレードを考え中なので、新機種歓迎です(?)