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日本ではプレミアが……

Baby V.O.X 1集

韓国の音楽マーケットは日本のようなシングル先行の発売形式でなく、欧米型のアルバムセールス方式だ。ただ欧米とも微妙に違うのがアルバムの位置付け。韓国の場合、音楽CDの発売形態は通常8〜20曲を収録したアルバムで発売されるが、その位置付けは日本でいうシングルCDと同じ。つまり発売して2〜3年後には廃盤となってしまう。

現在韓国の音楽番組のチャートを賑わせている歌手やグループでも余程売れていて、なおかつ継続して旧譜のセールスが見込まれなければ廃盤の日は近い。面白いのは廃盤の処理方法。単純に廃棄するものから他の新譜にバンドル?しまうという方法まである。下の話題で紹介したBaby V.O.Xは現在までに5枚のアルバムと1枚のベスト盤を発売しているが、現在流通しているのは3枚目以降とベスト盤(ちなみにこれが最新)だけだ。

先日、このBaby V.O.Xの1集がヤフオクに出品された。実はBaby V.O.Xの1集や1集と同じくらいレアなnet CD(韓国でたまにリリースされるEnhanced CD)も含めてすべて持っているので落札する気はなかったが、いくらになるか動向を見守ったところ、最終的に3万8000円台で落札された。日本人はとかくプレミアをつけたがる。韓国人にこの話をすると、確かに売ってないけど何万も払うようなものじゃないと何人にも言われた。しまいには「見つけたら高く売れるのか?」と聞かれる始末。そんな日本人の参加で1年以上前と比べるとヤフオクでお買得なK-POPのCDを落札できる機会が減ってしまったのは非常に残念。

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