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焼いてないのに……

ペヤング・明太子焼きそば

昨日久々にカップ焼きそばを食べた。前々から思っていたのが、なぜ焼いてないのに「焼そば」なんだろう? インスタントだから当たり前といえばそれまでだが、ソース茹麺とか蒸麺が妥当なのに……そんな名前で売れるわけもないのだが。記憶が正しければ、いわゆるカップ形状のインスタント焼そばは「ペヤング・ソース焼きそば」が最初だ。子供の頃からあるけど、いつ発売したんだろう? なんでぺヤングなのか? 気になったので調べてみた。

「ペヤング・ソース焼きそば」の容器を見てみると、製造者は「まるか食品株式会社」(群馬県伊勢崎市)となっている。さっそくインターネットで調べるもののホームページがまったく見つからない。それに反して愛好者のホームページは星の数ほど見つかる。ペヤング専門の「ペヤング愛好会」をはじめ、インスタント麺を広く扱う「即席ラーメンは即席ラーメン」「即席麺家頁」なんていうマニアなページまであった。

結局どこを探しても「まるか食品株式会社」のホームページは見つからなかった。しかし、「ペヤング」という言葉に関しては「ペア」+「ヤング」が語源らしい。「ぺヤング・ソースやきそば」はお湯を使って調理するが、 その熱さを若い(ヤング)カップル(ペア)の「熱さ」状態と引っかけてネーミングしたという話が「関東の中堅150社:国際化、価格革命、情報化、新分野開拓に挑む、有望な地元 中堅企業を紹介」に載っていると、あるページに書かれていた。

さらにこんなこともわかった。関東に住んでいると「ぺヤング・ソースやきそば」は誰でも知っている当たり前の商品だが、何と1975年3月13日の発売開始以来、現在も「東北・関東・中部(東海を除く)・北陸の一部」でしか発売されていない(ほとんどトリビアの泉状態なネタだ)。だから近畿以西の人間にペヤングの話をしても全然伝わらないらしい。

また、まるか食品の製造か不明だが、東洋水産(マルちゃん)が北海道で「やきそば弁当」という製品を販売しているらしい。容器が四角くて、赤や青色の文字を基調にしたデザインは「ペヤング」チックだ。この「焼きそば弁当」の特徴はスープ付きという点らしい。このスープは中華スープで、やきそばの麺を戻したお湯で作る。これにより麺の中から溶けだした野菜エキス等がスープと混ざり合い美味しいらしい。しかし、これも北海道人以外ではまず知らない商品のようだ(自分も知らなかった)。

ちなみに写真は、ペヤング期待の新製品「明太子焼きそば」らしい。売っているのを見たことないが、明太子を使っているところを考えると九州までの全国展開を狙っているのだろうか?

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コメント

  1. nobi より:

    ペア+ヤングというのは聞いたことあるなぁ

  2. yum より:

    すごいパッケージ・デザインですね>明太子焼きそば……

  3. nobi より:

    この記事、俺なら
    「Rip(破いて)、Mix(混ぜて) and Burn!?(焼く!?)」にしたかも(嘘)

  4. Kiyotaka より:

    その3拍子……ならJobに食させて、体験してもらおう。
    Rip、Mix、and Burn!?を。
    次のExpoで使ってくれるかもしれないぞ。