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第4次大衆文化開放 発表

9月4日のKiyologにも書いた韓国の第4次大衆文化開放が文化観光部から正式に発表された。イ・チャンドン文化観光部長官は16日午後、日本大衆文化開放と関連した記者会見を開き、「18歳未満入場禁止」および「制限付の映画」「日本語で歌われた歌謡アルバム」「家庭用ビデオゲーム機」などに対して一部残されていた開放制限措置を全て解除すると発表した。今回の開放措置は2004年1月1日から施行される。
 文化観光部は国民的波及効果の大きい放送および劇場用アニメーション分野は、今年末まで開放の幅と細部施行方案に対する具体案をまとめて発表することにしている。また第1次〜第3次大衆文化開放政策の前例に従い発表と同時に施行に入る予定だった開放方針を、来年1月に変更したことについて文化部側は、「映画、ゲーム、歌謡分野の全面開放に伴う副作用の最小化」「国内関連業界の対応時間の確保」などのためと説明している。
ちなみに朝鮮日報には、日本大衆文化の開放推進日誌としてその歩みが以下のように紹介されている。
1998年10月8日=金大中(キム・デジュン)大統領、「恐れを持たずに挑むものの段階的に」という日本大衆文化の開放方針を明言
1998年10月20日(第1次開放)=韓日共作映画や、韓国映画への日本俳優の出演、4大国際映画祭の授賞作、日本語版漫画とコミック誌
1999年9月2日(第2次開放)=政府が公認する国際映画祭(70余個)の受賞作と、「全体観覧可」等級の映画、規模2000席以下の室内での一般歌手の公演
2000年6月27日(第3次開放)=「12歳および15歳入場可能」等級の映画、国際映画祭で受賞された劇場用アニメ、一般歌手の公演(規模に制限なし)、日本語歌唱を除く残りのアルバム、ゲーム機用ビデオゲームを除く他のゲームソフト(PCゲームやオンラインゲームなど)
2001年7月12日=政府、日本の歴史教科書わい曲への抗議として「日本大衆文化の追加開放を無期限中断」を発表
2003年9月16日(第4次開放)=映画、アルバム、ゲーム分野の完全開放(放送と映画館劇場用アニメは補完措置をまとめた後、2004年1月1日に同時開放)

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