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STARTREK


2009年に日本で劇場公開なので、かなり今頃?な感じだけど、STAR TREKの劇場版第11作目「STAR TREK」をDVDで見た。J.J.エイブラムス監督作品らしいのだが……子供の頃にTV放映された(当時は日本ではSTAR TREKというタイトルではなく邦題として付けられた)「宇宙大作戦」から慣れ親しみ、全TVシリーズと劇場版を見てる人間としては、う~ん、かなり微妙だ。

J.J.エイブラムス自身がSTAR TREKファンでないらしく、ファンでない人でも楽しめる作品にしたというコメントがあるらしいがホントか?(しかも脚本家の一人もファンでないらしい)。

 STAR TREKのTVシリーズでは、どのシリーズもタイムワープやパラレルワールドを題材にしたものに名エピソードが多いが、この作品は両要素を取り入れた作品……だが、時代設定がオリジナルTVシリーズのちょっと前で、映画版のエピソードも一部取り入れたために、逆にファンでない人には訳わからない作品になっちゃってる気がする。


それにちょっと設定が??な部分も……4つのTVシリーズと映画10作で築いた世界感と設定がやや崩れてしまってないか? やっぱりSTAR TREKの映画版ってアメリカ人(あるいは北米)以外の人が見るには相当に敷居が高い気がする。

過去のお気に入りの劇場版といえば
劇場版第4作 スタートレックIV 故郷への長い道 (1986年公開)
劇場版第6作 スタートレックVI 未知の世界 (1991年公開)
劇場版第8作 ファーストコンタクト (1996年公開)
の3本。完成度は第8作のファーストコンタクトが一番だと思うが、第6作もストーリーがファン的には重要だったりするので捨てがたい。逆に第4作はストーリー的にはSTAR TREK要素はあまり関係ないのだが、その分STAR TREKを見たことない人でも楽しめる唯一の作品(笑)

ちなみに劇場版のSTAR TREKは、他にも
劇場版第2作 スタートレックII カーンの逆襲 (1982年公開)
劇場版第10作 ネメシス/S.T.X (2002年公開)
も面白い。よく言われる話だが偶数の映画版は面白いのだが、なぜか奇数の劇場版はイマイチ……そう考えると、J.J.エイブラムスが監督しても第11作はそんなものなのかもしれないな。

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