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![](https://k469.com/wp-content/uploads/XYZPrinting-Handheld-3D-Scanner-1.0A-Sale_01.jpg)
XYZprintingが「ハンドヘルド 3Dスキャナー 1.0A」を8月4日に30個限定で半額の13800円(税抜き)で販売すると告知している。
XYZPrintingのハンドヘルド 3Dスキャナー 1.0は、IntelのReal Sense技術を使った3Dスキャナーで、この手のハンドヘルド型スキャナーの中では群を抜いて安価。動作環境はIntelのReal Senseに準拠するので、第3世代までのCore iプロセッサー搭載PCではスキャンソフトが動作しない……と言うかドライバーが動作しない。最低でも4xxx番台以降のCore iプロセッサー搭載機種が必要で、これはMac版アプリでも同じ。Kiyologでは旧バージョンの「ハンドヘルド 3Dスキャナー 1.0」を購入した事があり、過去に何回か製品の事を紹介している。
この手の携帯型3Dスキャナーでは、米3D Systemsの「SENSE」が一番有名だが、SENSEは価格がXYZprintingの3Dスキャナーの2倍近く、使用するPCでアクティベーションが必要だったり、付属ソフトの表示にフルHD以上の解像度のディスプレーが使用に必要だったりとやや敷居が高い。さらにヤフオクでも中古が3万円以上の落札価格が多い。ただスペック的にはXYZprintingの3DスキャナーとSENSEはそれほど違わないので、付属ソフトの機能は若干劣るがそれでもXYZprintingの価格は魅力的……まして半額で1万円台前半で買えるとなれば。
製品が「ハンドヘルド 3Dスキャナー 1.0」から「ハンドヘルド 3Dスキャナー 1.0A」での変更点は、従来の「オブジェクトモード(物体をスキャンするモード)」と「ヘッドモード(バストアップの人物スキャンモード)」に加えて、人物の全身をスキャンできる「ボディスキャン」モードが追加されたのが主な変更点。ただし仕様を見る限りでは、分解能等カメラ周りは変更されていないっぽい。ただソフトウェアやファームウェアで1.0を1.0A相当にできるサービスが提供されていないのを考えると、ほかにも何か違いがあるのかもしれない。
いずれにしても1万円台半ばでハンドヘルド型の3Dスキャナーが買える機会はそうそうないので、気になる人は要チェック!
![]() XYZプリンティング ハンドヘルド3Dスキャナー1.0A |
![]() XYZプリンティング ハンドヘルド 3Dスキャナー1.0A 3SH10 :3SH1AXJP00F |
![]() Sense V2 3D スキャナー |