Kiyologの気になる物……気になること……

menu

Kiyolog

Arrows Tab F-02F

先日ヤフオクで落札した富士通製のドコモダブレット「Arrows Tab F-02F」が届いた。Kindle Fire HD 8.9が幅240×高さ164×厚さ8.8mmで約567gなのに対して、F-02Fは幅261×高さ169×厚さ8.9mmで約519gとスペック的にはほぼ同じサイズ・重量なのだが、やはり約50gの差は大きいのかかなり軽く感じる。発売開始はKindle Fire HD 8.9が2013年3月13日、F-02Fは2013年12月上旬なので、約1年近い差がある。液晶はKindleが8.9インチで1920✕1080ドットのフルHDなのに対して、F-02Fは10.1インチのIPS方式で2560✕1600ドットの高解像度タイプを搭載。

Arrows Tab F-02F

Arrows Tab F-02F

もう2年ちょっと前の機種なので、詳しいレビューを書くのもいまさらだし、ちょこっと紹介程度に……。本体サイズは幅261✕高さ169✕厚さ8.9mmで、重さ約519g。背面のカメラは約810万画素の裏面照射型CMOSタイプを搭載。

本体を横向きにしたときに下部にある接点は、付属の卓上ホルダ(F43)に立てたときの充電用。このスタンドは今回落札したものには卓上ホルダは付属していなかった。バッテリー容量は9600mAh。

ちなみに説明書に記載の仕様によると純正充電器での充電時間は、

  • 「ACアダプタ03(5v 1.0A)」を使用してUSBケーブルで充電の場合は750分
  • 急速充電対応の「ACアダプタ 04(5v 1.8A)」を使用してUSBケーブルで充電の場合は500分
  • 「ACアダプタ F07(12v 3A)」を使用して「卓上ホルダF43」で充電の場合は300分

となっている。ACアダプタ 03などの1A出力の古いUSB充電器だとフル充電に12時間以上、約1.5A出力で急速充電するACアダプター04の場合でもフル充電に8時間以上かかる。日常の使用ではは12v出力を使って充電するACアダプタ F07+卓上ホルダF43を使うのが、フル充電まで5時間なので現実的。QuickCharge 2.0は時期的に未対応。

動作時間はフルセグ視聴時で440分となっているが、100%充電の状態からWi-Fiで通信しながら使ってみても7時間強は使えるので、節電すれば半日近くは持つかもしれない。

Arrows Tab F-02F

Arrows Tab F-02F

今回落札したF-02が安かった理由の1つが、横向きで持った場合の左側面にあるボリュームボタンが割れている点。割れているので、ボリュームがシーソー式でなく独立ボタンのようになっている。その上にあるのがMicroSIMとMicroSDカードのトレーとテレビ受信用の収納式アンテナ。

Arrows Tab F-02F

Arrows Tab F-02F

右側面はステレオヘッドフォンジャック、USB端子、ストラップホールが並ぶ。USB端子はMHLでHDMI出力に対応するほかに、付属の「USB同軸変換ケーブル F01」で外部アンテナを接続できる。

Arrows Tab F-02F

Arrows Tab F-02F

本体上面は電源スイッチ兼スリープ解除ボタンを中央に配置。

Arrows Tab F-02F

Arrows Tab F-02F

本体下部は卓上ホルダのガイドの穴が2つあるのみ。

Arrows Tab F-02F

Arrows Tab F-02F

一番紛らわしいのがこのボタン。Androidのホームボタン兼用の指紋認証センサーかと思ったら、指紋認証センサー兼画面ロック&スリープ解除ボタン。ホームボタンのつもりでうっかり押すと、ロック画面になる。また今まで富士通製のスマホも2台使っているが、F-02Fの指紋認証センサーは同社のスマホ搭載のものより今ひとつ反応や精度が悪く感じる。

指紋登録時に本体を横向きにして、左右方向に指紋をスライドして登録・認証するように指示されるが、縦向きに持って上下方向に指をスライドするのでも使える。なので左右10本の指の指紋を登録するより、左右の数本のよく使う指の指紋を横向きと縦向きの両方で登録した方が使いやすい。

搭載CPUはクワッドコアで最大クロック周波数2.2GHzのSnapDragon 800(MSM8974)、RAMは2GBだが内蔵ストレージは64GB、MicroSDスロット(最大64GBまで対応)もあるので、ストレージに関しては十分な容量。Wi-Fiは5GHzも対応し、LTEも下り150Mbps/上り50Mbps対応、出荷時のOSはAndroid 4.2.2なので、1万円台で入手できる中古の10インチ前後タブレットとしては十分使える性能。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事