2Oct
ある時から突然、FireFoxでWebページを表示すると画像等が表示されずにテキストだけになってしまい、正常に表示されなくなった。全てのWebサイトでこの現象になる訳ではなく、AmazonとかYahoo!JapanaとかYouTubeはおかしくなるけど、楽天市場は大丈夫とかって具合で原因がハッキリしない。
FireFoxのユーザーProfileをバックアップして一旦削除してからProfileを新規作成したり、プログラムをアンインストールしても状況は変わらず。
Webブラウザーのセキュリティー設定を見直したり、Profileの削除やアンインストールを繰り返していたら、終いには「安全な接続ではありません」と表示されて、Webサイトに接続できなくなってしまった。
原因は一体何?
いろいろ調べてみるとmozillaのサポートページに「安全な Web サイトでのエラーコード “SEC_ERROR_UNKNOWN_ISSUER” の問題解決」というのがあり、それによると「セキュリティソフトウェアが暗号化された接続またはマルウェアの盗聴をスキャンするために、Webサイトとの接続に割り込めるように正当なWeb サイトの証明書を独自のものに置き換えた事で、Firefoxが知らない認証局により発行された証明書が使われた事でそのページは信頼できないと判断するようなった事」が原因らしい。
サポートページでは、
- Avast
- Bitdefender
- Bullguard
- ESET
- Kaspersky
などのセキュリティーソフトでこの問題を回避する方法(安全な接続への割り込みを無効する方法)が紹介されている事から、これらの製品を使っている場合にはこのトラブルが起こりうるらしい。McAfeeやウイルスバスター、Nortonでは起こらないんだろうか?
うちではESET Smart Securityを使っているので、早速サポートページの手順に従ってやってみた。
まずESET Smart Securityを起動する。次に「f5」キーを押して
「詳細設定」の画面を表示したら、画面左の真ん中あたりの「Webとメール」をクリックする。
「Webとメール」の画面に切り替わったら、真ん中あたりにある「SSL/TLS」の横の「+」をクリックして
SSL/TLSのリストを展開し、リスト一番上の「SSL/TLSプロトコルフィルタリングを有効にする」の「チェックマーク」部分をクリックして
チェックマーク部分を一旦「✕」にする。この状態で一度「OK」ボタンをクリックして「詳細設定」画面を閉じる。
次にESET Smart Securityの画面を表示した状態で、再度「f5」キーを押して
「詳細画面」を表示したら、先ほどと同じ手順で「Webとメール」をクリックし、「SSL/TLS」の横の「+」をクリックしてSSL/TLSのリストを展開する
次にリスト先ほど「✕」にした一番上の「SSL/TLSプロトコルフィルタリングを有効にする」の「✕」部分をクリックして、
今度は「チェックマーク」に切り替えたら「OK」ボタンをクリックし、ESET Smart Securityの画面も閉じる。
あとはPCを再起動すれば設定は完了。
FireFoxを起動すると、先ほどまでテキストのみしか表示されなかったYoutubeや
アマゾン
Yahoo!オークションなども問題なく、正常に表示されるようになる。
ここではESET Smart Securityの場合を紹介したが、mozillaのサポートページにあるカスペルスキーなどでも手順に従って操作・設定すれば、問題は解決するはずなのでm、FireFoxでWebページが正常に表示されなくなったら一度お試しを!