23May
LG G WatchにAndroid Wear 5.1.1が配信された。「アップデートがあります」と言った表示が出て、手動でアップデート操作するのかと思ったら、気付いたときには勝手にアップデートされていた。なので、アップデート時間(ダウンロード&更新)にどのくらいの時間がかかるのかは分からず。
Android Wearのバージョンは、従来だと端末情報を選ぶと「モデル名」「端末名」「ソフトウェアバージョン」「シリアル番号」……の順で表示されていたが、Android Wear 5.1.1だと「ソフトウェアバージョン」だった箇所が「バージョン」となっており、タップすると「Android Wear」「Google開発者サービス」「Android OS」のバージョンを表示するようになった。ただこれってバージョン確認に余計な手間が増えただけな気もする。
従来のバージョンだと時計画面をタッチすると、音声入力でできる一覧などが並ぶコマンドのメニューが表示され、アプリを呼び出すにはメニュー最下部の「開始」からアプリを選択しなければならなかった。このためにAndroid Wear用のラウンチャーアプリが登場したくらいだ。
5.1.1では時計画面をタップすると、まずアプリリストが表示されるように変更された。
アプリリストの上には3つのアイコンがあり、左右にスワイプすることで「アプリリスト」「発着信履歴」「(従来のコマンド)メニュー」が切り替えられる。アプリの選択を一番に持ってきた事でランチャーがなくてもすぐにアプリを呼び出せる。音声コマンドは従来通り「OK Google」でスタンバイになるので、コマンドのメニューがスワイプで切り替える部分になってもあまり不便はない。
アプリリストは直近で使ったアプリが上位に来るので、頻繁に使うアプリを呼び出しやすい。「設定」はコマンドメニューからアプリリストに移動した。
5.1.1で追加された機能の1つがメッセージ返信時の絵文字の手書き入力のサポート。手書きで画面に絵文字を描くと、それに近い形状の絵文字をリストアップしてくれるので、その中から選択すれば絵文字で返信ができる。手書き入力せずにリストから選ぶこともできるが、試した限りではこの方法だとリストに表示される絵文字の種類は一部だけだった。
地味な改良としては「設定」メニューの中に、フォントのサイズの変更が追加され、
3種類のフォントサイズの中から選ぶ事ができる。
また手首の操作のオン・オフも選べるようになり、オンにすると
手首を振る事で、画面をスクロールしたり、通知を読んで既読にできるようになった。
G WatchはWi-Fiを内蔵してないので、Wi-Fi関係はメニューに表示されないが、G Wathc RやSONYのSMartWatch 3だとWi-Fi関係もいろいろできるのかもしれない。
5.1.1にバージョンアップした事で動作が若干軽くなり、メモリー管理も良くなったのか「Android Wearは応答しません。このアプリを終了しますか?」は今のところ表示されなくなった。
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