30Aug
久々にAliExpressを見ていたら、中国のストレージメーカーKingSpecがM.2 2242サイズで1TBのSSDを発売していた。M.2規格には様々なサイズが規定されているが、現在ノートPCの内蔵SSD用として主流なのは幅22mm、長さ80mmの2280というタイプ。現在では最大2TBの製品まで発売されている。
ZBook 14には2.5インチベイとM.2 2242スロットの2つのストレージ搭載スペースがある
うちのZBook 14やThinkPadの一部の機種では、M.2スロットのサイズは2280ではなく、約半分のサイズの2242(幅22mm×長さ42mm)が採用されている。ThinkPadの場合はM.2 2242はWANカード向けで一部のモデルではそこをSSDとしても利用できるらしい。ZBookの場合は、2.5インチのストレージベイに通常はHDDやSSD、その他にCTOモデルでは32GBのキャッシュ用のSSDを搭載してるM.2 2242のストレージ用スロットがある。ZBook 14にはこの他にもう1つM.2 2242スロットがあり、そちらはWANカード用で、一部の海外情報ではそこもストレージに使えるという話があって、以前Windwosのキャッシュ用に32GBのM.2 2242 SSDを買って装着した事があったが認識しなかった。
ZBook 14は2.5インチベイをシステムに使うのがCTO/BTO構成では基本なのだが、せっかくストレージ用のM.2 2242スロットがあるのに使わない手はない。そんな訳で以前ここにSSDを増設した記事を書いたが、当時も今も2242という小さいサイズに大容量のSSDを発売するメーカーはほとんどない。以前256GBを購入して増設したときも発売していたのはTranscend、ADATA、KingSpec、Ramaxelの4社くらいで、しかも最大で256GB。Transcendは512GBも発売していたが2.5インチやM.2 2280の512GBに比べてあまりにも割高で、結局現実的な価格と容量でKingSpecの256GBを購入し、それをZBook 14のメインドライブ、2.5インチの1TB HDDをサブドライブに搭載している。
ついに出たM.2 2242の1TBドライブ
今回AliExpreeで見つけたのは同じKingSpec製のM.2 2242の1TB SSD。2280で2TBがあるなら半分のサイズの2242で1TBがあっても良さそうだが、SSDのコントローラーチップは結構M.2規格のサイズでは大きなスペースを使うので、2242で1TBを実現するにはかなり小型のコントローラーチップが登場するか、容量の大きいメモリチップが登場しないと実現は難しい。そんな訳でM.2 2242では事実上512GBが最大と思われていたが、ついに1TBが登場した。しかもスペックが
と、毎日100GB書き込んで8年間使えるとなっている。ここから逆算するとTBWは285TBなのでかなり良い数値。MTBFも100万時間なので他社と比べてもそんなに劣る訳ではない。転送速度はSATA IIIの6Gbpsなので、過去に256GBの製品をベンチマークしたときと同様普通だと予想。これは買ってみて、256GBから換装するしかない!
【送料無料】【中古】HP HP ZBook 14 G2 (G8W46AV#ABJ) 【Windows7】 [中古ノートパソコン本体] |
【3年保証】 中古パソコン HP ZBOOK 14 G2【Windows10 Pro MAR】 [Core i7/Windows 10 Pro/ノート] |