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LG Quantum C900

LG Quantum C900

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約3年半サブ携帯として愛用のサムソン電子製の携帯電話「920SC」がまたも壊れた。この携帯は「707SC」に続いて買った2台目のサムスン電子製端末。メールやWebで韓国語が使え、キセノンフラッシュ搭載の光学3倍ズームの500万画素は当時は十分な機能だった。画面は2.4インチのQVGAと解像度は小さいが有機ELなのもあって、今でも十分綺麗。

去年あたりからandroidでも買おうかと思い、当初はDesireを考えていたが有機EL版は予定数終了で買えず、液晶版のDesire IIなら大画面で性能アップしたDesire HDの方がいいかと発売を待っていたら……Desire HD以降のソフトバンクのスマートフォンは、従来の携帯電話のUSIM(赤SIMや銀SIM)が使えなくなってしまいスマートフォンはお預け状態。ただソフトバンクの店舗で見た「Libero 003Z」は手のひらサイズのスマートフォンで性能はともかく手軽でいいなと思った……が、これも月々の分割と割引を相殺する実質0円になってから品切れが多い。それにそもそもスーパーボーナスで2年も分割で払って携帯を買いたくないってのもある。

でも壊れたままなのも困るし、とりあえずサブ機なのでWebとメールができればいい……そこに秋に「Windows Phone 7(以下WP7)」の次期バージョン「Mango」で日本語表示・入力とサービスに既存の端末も対応すると聞いて、初の端末輸入をしてみた。

いざWP7を買うとして、どの機種がいいのか悩む。Webを検索してもWP7を使ってる人は少ないのか、ブログなどの情報も数えるほどしかない。多くの人はHTC製のHD7かTrophy、あるいはSamusungのFocusやOMNIA 7を使ってる。ただ個人的には以前HTCのX01HTを使っていたのもあって、QWERTYキーを搭載した端末がいい。

そんなこんなで選んだのはLG電子の「Quantum C900」。同じ韓国製でもサムソン電子製は2台使ったことあるけど、LG電子は初めて(ドコモユーザーじゃないので)。ちなみにこの端末はアンロックされてない新品をアメリカから買ったのでキャリアはAT&Tになってる。価格は日本円で1万7000円くらい。スペックを考えたら国内のandroid端末と比較してもかなり安い。ただこの安さはQuantum C900とか2~3機種だけ。iPhone 3Gとかの中古でも同じくらいするし、新品のHTC HD7とかandroidのハイエンドモデルはアメリカでも4~5万円くらいする。

 

LG Quantum C900

LG Quantum C900

かなり小さなパッケージの中は、携帯電話本体、バッテリーパック、壁面用USB充電器、USBケーブル、ヘッドフォン、クィックガイドなど薄い小冊子3冊だけ。CD-ROMとかそんなものは入ってない(笑)。

 

LG Quantum C900

LG Quantum C900

本体前面はこんな感じ。3.5インチで800×480ドットの液晶とホーム画面を表示するハードウェアボタン、液晶の下にセンサー式の「戻る」と「検索」のボタンがあるだけとシンプル。左側面にはボリュームとカメラのシャッターボタン、右側面にはマイクロUSB端子、上面に電源スイッチと3.5mmのステレオヘッドフォン端子が備わってる。

 

LG Quantum C900

LG Quantum C900

背面はオートフォーカス対応の500万画素のカメラとLEDフラッシュ、スピーカーがあるだけ。電池カバーは厚みのある金属製で本体の剛性アップにかなり貢献してる。

 

LG Quantum C900

LG Quantum C900

電池カバーを外して、電池を抜いた状態。電池ボックスの上にUSIMスロットがある。WP7端末でSDカードスロットを公式に搭載してるのはサムスン電子のFocusのみで、HTC製WP7端末は隠しスロットに装着してるMicroSDカードを内蔵メモリーのストレージとして使用してるが、LGの端末は普通にフラッシュメモリーで512MB搭載で、MicroSDスロットは影も形もなく未搭載。

 

LG Quantum C900

LG Quantum C900

内蔵バッテリーは「LGIP-690F」という型番のリチウムイオン電池で、定格は3.7v1500mAhと結構容量が大きい。仕様ではこの容量で待受け350時間、通話6時間となってる。

 

LG Quantum C900

LG Quantum C900

スライド式のQWERTYキーは4段で1つ1つのキーが大きく、しっかりしたキーでSHARPのandroid携帯「005SH」よりキータッチはイイ感じ。スライドもしっかりしていて、005SHのように使用してるとスライドがガタつくような事は無さそう。左端の丸いキーは下が「fn」キーで、上が「shift・Caps Lock」キーなのだが、これが押しづらいのがやや気になる。

 

LG Quantum C900

LG Quantum C900

事前に調べても分からなかったのがQWERTYキーは光るのがどうか(笑)。バックライト内蔵だとは思ったけど確証はなかったのでやや不安だったが、このようにちゃんと光ります……ただ左端の「fn」と「shift・Caps Lock」キーは光らないで、真っ暗だと押すのに慣れが必要。

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