23Sep
サムスンのデュアルビュー液晶(両面液晶)搭載コンデジ「DV150F」を入手。韓国メーカーというだけで毛嫌いする人が多いから、Samsung製品は人気がないので、ヤフオクで3300円+送料で入手です(笑) 2013年のCES発表モデルなので、もう2年半くらい前のモデルだけど、現行唯一のデュアルビュー機種(直販で$149)です。基本的なデザインは従来のDualView(DV)シリーズを踏襲していて、よく言えばお馴染みのもの、悪く言えば代わり映えがしない。
本体サイズは幅9.4x高さ5.6x厚さ1.8cmで、重量は116で、鞄に入れての邪魔にならず重くない。
センサーは1600万画素の1/2.33インチCCD、レンズはサムスン製で4.5~22.5mm(35mm換算で25~125 mm)の5倍ズーム。開放値はF2.5(4.5mm)~F6.3(22.5mm)で、このクラスのサムスン製にしては明るい。前面には1.48インチの液晶画面を備える。ISOは80~3200と2013年のカメラにしてはあまり高感度には強くない。
本体上面は左から前面液晶ボタン、電源ランプ、電源スイッチ、ズームレバーとシャッタボタンが並ぶ。
本体底面はバッテリースロットとMicroSDカードスロット、三脚取り付けネジ穴が並ぶ。
本体左側面はビス穴1本があるだけでスッキリ。
一方右側は、上側に充電・データ転送・AV出力兼用のMicroUSB端子、下側にストラップホールがある。
背面には2.7インチの液晶と、Wi-Fiダイレクト、ホーム、メニュー、十字キーとOKボタン、再生ボタン、ごみ箱ボタン――を備える。液晶はタッチパネル非搭載なので、モードや操作はボタンやキーで選択する方式。DV150FもUIの言語に「日本語」があり、これを選択すると日本語表示になる。日本では発売予定がないのに日本語UIを備えるのはサムスンのコンデジのいわば伝統なのだが、なぜかこれがミラーレス一眼のNXシリーズでは非搭載。NXシリーズでも搭載すればいいのに……。
タッチパネル非搭載なのでUIのカスタマイズはできず、機能ごとにメニューページを切り替える方式。WB150Fなどはモードダイヤルを備え、ダイヤルの回転に合わせてUIも切り替わるが、DV150Fではそれをレンズのズームレバーで代用する。
Wi-Fi関係はスマホのアプリと連携する「Mobile Link」「Remote ViewFinder」、PCに撮影データを自動転送する「自動バックアップ」、メール添付、SNSやクラウドなどにデータを転送する機能など備える。SNSはfacebook、クラウドはPicasa、他にYoutubeへのアップロードも可能。WB150FではMicrosoftのOneDriveへのアップロードも対応していたが、なぜか本機は未対応。