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Samsung Smart Camera WB150F

Yahoo!オークションでまたもサムスンのコンデジが出品されてたので落札!(笑) 今回入手したのは、2012年のCESで発表された「Smart Camera WB150F」。光学18倍ズームレンズ、Wi-Fi、3型液晶モニターなどを搭載した製品で、発売当時の価格は229ドル。

Samsung Smart Camera WB150F

Samsung Smart Camera WB150F

レンズは、独シュナイダー・クロイツナッハブランドのバリオプランレンズでf=4.0~72mm(35mm換算で24~432mm)の光学18倍(デジタル併用で最大36倍)ズームレンズを搭載。開放F値はワイド側が3.2、テレ側が5.8で価格を考えれば妥当なとこ。撮像素子は1/2.3インチ1420万画素CCD。光学手振れ補正も搭載する。高倍率ズーム搭載機なので、うちにあるサムスンのコンデジの中でもレンズ長はもっとも長い。

Samsung Smart Camera WB150F

Samsung Smart Camera WB150F

サムスンのデジカメは日本で発売されてないが、この機種もメニューの言語設定から日本語を選ぶと、UIが日本語化される。ディスプレーサイズは3インチで、同社得意の有機ELでなく液晶タイプ。サムスンのデジカメと言えばタッチパネル採用が定番だが、この機種はタッチパネルでなく、ダイヤルやボタンで操作する。

Wi-Fi関係は以前購入したST1000より2世代後のなのもあって、iOSやAndroid搭載スマホからアプリを利用してリモートシャッターやファイル転送が行える。SNSや写真サービスにも直接転送できるのは従来通りだが、新たにクラウドストレージにも対応してOneDriveへファイルをアップロードできる。細かいところではSNSやクラウドのユーザーアカウントを複数記憶して、選択できるようになった。

Samsung Smart Camera WB150F

Samsung Smart Camera WB150F

本体上面には、シャッターボタンとズームレバー、電源ボタン、モード選択ダイアルを備える。再生モードボタンは背面にあるため、上面は撮影関係のみになっている。サムスンのコンデジはタッチパネル搭載機が主流なので、撮影モード変更はタッチパネル上のダイヤル風のUIを操作するのが定番だが、この機種はアナログのモードダイヤルで操作する。シーン選択などは背面の十字キーとOKボタンで選ぶため、操作性はタッチパネルに比べると悪い。ただし、各モードがダイヤルで明確に分かれているため、誤選択の心配がないのは利点でもある。

Samsung Smart Camera WB150F

Samsung Smart Camera WB150F

底面はカバーで覆われたバッテリースロットとMicroSDカードスロット、三脚取り付けネジ穴が並ぶ。

Samsung Smart Camera WB150F

Samsung Smart Camera WB150F

右側面にはカバーを開くとMicroUSB端子がある。サムスンと言えば、デジカメ、スマホにやたらと専用端子を採用し、ケーブルがそれぞれ必要で面倒なところがあったが、この機種はデータ転送、バッテリー充電とも汎用のMicroUSBケーブルが利用できる。外部映像出力もこの端子を兼用する。

Samsung Smart Camera WB150F

Samsung Smart Camera WB150F

左側面は何もなし(笑)

Samsung Smart Camera WB150F

Samsung Smart Camera WB150F

サムスンのコンデジは、Smart Autoによる撮影シーンの自動判定を使うのが基本だが、モードダイヤルをASMに合わせると、絞り優先(A)/シャッター優先(S)/マニュアル撮影もできる。

Samsung Smart Camera WB150F

Samsung Smart Camera WB150F

最大ズームで月を撮った例。コンデジでも36倍くらいズームできると、トリミング無しでこのくらいになる。

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