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IRIX備忘録 その2

【shadowパスワードへの変換方法】
IRIS を単体で使っている分にはほぼ関係無いが、ネットワークに接続して外部へのアクセスや外部からのアクセスが出来る環境にいる場合、セキュリティ対策は行うべき。

IRIX は初期導入の(何も設定して無い場合の)環境のままでは、passwdファイルは従来の形式のパスワードファイルのみで管理されてしまう。最近は暗号化されたパスワードを公開しないために、一般ユーザにはアクセス出来ない様にシャドウパスワードを使用している。

IRIX も初期には設定されていないだけなので、一回だけこの設定をする事でシャドウパスワードに変更する事が出来ます。

# pwconv

pwconvコマンドを実行すると、/etc/passwdファイル の暗号化パスワードが/etc/shadow ファイルに再定義され、ユーザマネージャ等でアカウントの追加をする限りにおいてはその後何もする事はありません。

直接ファイルを変更してユーザ登録をする場合は、/etc/passwdにあわせて/etc/shadowファイルも編集する必要がある。
※追加だけなら、/etc/passwdファイルに追加して、pwconvすればshadowファイルには反映される。

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