10Jul
一向に出荷される気配のない3軸ジンバル(スタビライザー)の「SMOVE Pro」のアプリがGoogle Playでいつの間にか公開されていた。現在公開のバージョンは1.0.5で公開日は2017年6月22日、ダウンロード数はまだ100~500なのでやはり本格的な出荷はまだ始まっておらず、一部のテスターや早期出資者が手にした程度なのかもしれない。
手持ちのAndroidスマホにインストールして起動してみると
まずは「Device」の画面になり、SMOVE ProとBluetoothで接続待ちになる。SMOVE Proを所有していれば「CONNECT DEVICE」ボタンをタップすれば、Bluetooth経由でスマホとSMOVE Proが接続されるはず。
その隣の「Editor」は動画や静止画を編集する機能らしい。編集できるのはSMOVE Proアプリで撮影した動画/静止画以外に、ローカルストレージに保存している動画/静止画も読み込める。
静止画の編集機能は、ステッカー/フィルター/美顔・美肌/切り抜き/調整/絞り/ホリーライト/周辺光/シャープネスを備え、各アイコンをタップすると個別のさらに調整できる。
動画編集の方は、イン点/アウト点を指定してカットするシンプルなもので、映像を加工する機能はなし。
「Update」はSMOVE Proのファームウェアのアップデート機能。SMOVE ProをBluetoothで接続していると、現在のファームウェアバージョンやアップデートされたバージョンと更新日が表示され、ファームウェアのアップデートができる。
「Official」は公式ホームページを表示する機能らしく、現在はSMOVE Proのオンラインマニュアルが読める。
手元にまだSMOVE Proが無いので実際に使用してみることはできないが、Google Playのスクリーンショットを見る限りではこういう画面で操作するらしい。
以前のKiyologでオリジナル版の2軸ジンバル(スタビライザー)のSMOVEのアプリを紹介したときに、iOS版はアイコンのデザインが問題でアプリの審査がリジェクトされ、Android版とiOS版ではアイコンが異なることを書いたが、Android版は1月26日のバージョン2.7.0.2で旧アイコン版のアップデートが終了し、現在はiOS版と同じアイコンのAndroid版に切り替わっている。こちらは現在2017年4月21日が最終アップデートのバージョン2.7.8.1が最新になっている。
またオリジナルのSMOVEはAndroid版の場合、OSバージョン4.3以上が対応だが、SMOVE ProのアプリはAndroid 5.0以上が対応と、Lolipop以降のスマホでしか使えないので注意が必要。また今のところiOS版のSMOVE Proはまだ公開されていない。