2Jan
スマホをNEXUS 6Pに変えてから約3カ月、モバイルバッテリーやケーブル類もUSB Type-Cのモノを買い増したり買い替えた。モバイルバッテリーはAnkerの「PowerCore+ 10050」とMicroUSB→USB Type-C変換コネクターを使っていたが、年末にmopoの「MF-N2」に買い替えたので変換コネクターが不要になり、両方ともUSB Type-Cのケーブルの方がバッテリーの性能も生かせる。
ただ手元は以前購入したNEXUS 6P付属の1本と10月に購入した「SwifTrans USB-Type C ケーブル」しかなく、SwifTransのモノは約2mとモバイルバッテリーと一緒に使うには長すぎる。そこでモバイルバッテリーと一緒に使う0.3~1.0m程度のUSB Type-Cケーブルを購入することにした。
ところはアマゾンや楽天市場、Yahoo!ショッピングで見ると、USB Type-C-USB Type-Cの30cmとか50cmのケーブルは皆無。USB Type-AーUSB Type-Cならいくらでもあるのだが、どういう訳か両方がUSB Type-Cの短いケーブルはほとんど売ってない……というより見つからなかった。仕方ないので1mのケーブルを探すのだが、USB Type-AーUSB Type-Cのケーブルと比べるとこれが結構高い。
どのみち1本700円~になるなら、そこそこ良さそうなケーブルを……と言うことで、スエーデンのVolutz社の「ARMORCORD USB Type-Cケーブル」を購入することにした。
パッケージデザインはわりと凝ったカラフルなもので、内箱にケーブルがカラフルなバンドで固定されている。説明書は日本語を含む7カ国語で書かれており、保証期間は24カ月と記述がある。商品テストプログラムのガイドも付属する。
ケーブルにはナイロン製のバンドが付属し、収納時などにケーブルとまとめて止めておける。ケーブルの被膜は編み込みのカラフルもので、白や黒といった単色の製品が多い中で個性があり目立つ。ケーブルの柔軟性は高く曲げやすいが、それでいて耐久性の高そうなしっかりしたもの。
商品説明にはコネクター部分の紹介があり、それによればコネクターのカバーシェルはダブルハウジング構造で120度の角度で15000回の折り曲げテストにも耐える独自の特許構造らしい。
ダブルハウジングのカバーシェルは、表にロゴ、裏に稲妻マークと凝ったデザイン。
USB Type-Cのコネクターなので上下対称デザインで、向きを気にせず差し込める。
Volutz社のUSB Type-Cケーブルの特徴的な部分の1つがコネクター部分。一般的なコネクターは金属の差し込み部分の長さが5.5mm前後なのに対して、Volutz社の製品は4.75mmと少しだけ短く、スマホに付けたケースを付けた状態でも差し込みやすい。また多くのType-Cのコネクターの金属部分は写真のようにコネクターの中央に凸凹の接合部分があるが、Volutz社の製品は一体成形の高精度な加工で接合部分がないため耐久性も高く、長く使ってもコネクターが緩くなりにくい。金属部分は金色をしているが、商品ページや説明書等にも特に金メッキ等のの記述はなかった。
1本1000円とUSB Type-Cケーブルとしてはやや高価だが、24カ月保証が付いており、コネクターもケーブルも耐久性が高そうなので長く使えそうで、そう考えると1000円も高くはないかもしれない。