9Jan
MicrosoftからCPUのサイドチャンネル解析また投機的実行と呼ばれるCPUアーキテクチャの脆弱性問題、いわゆるSpectreとmeltdownに対応した更新プログラム「KB4056892」がリリースされた。年明け早々にこの問題が話題になってから、かなり素早い対応でWindows Updateで更新できる。
Microsoftサポートページでは「KB4056892」について
機能追加および修正
この更新プログラムには、品質の向上が含まれています。 新しいオペレーティング システム機能は導入されていません。 主要な変更点としては、次のようなものがあります。
- KB4054517 がインストールされているシステムで、一部の Microsoft Store アプリがアンインストールされることがある問題を修正しました。 この解決策では、この問題でアンインストールされたアプリは再インストールされません。 アンインストールされたアプリは、Microsoft Store から手動で再インストールすることができます。
- チャネルに最大ファイル サイズのポリシーが適用されたときにイベント ログがイベントを受け取らなくなる問題を修正しました。
- Microsoft Edge で Office Online ドキュメントの印刷が失敗する問題を修正しました。
- タッチ キーボードが 109 キーボードの標準レイアウトをサポートしない問題を修正しました。
- モニターと 2 台目の複製されたディスプレイでビデオを再生するときに、Microsoft Edge などのアプリケーションで発生するビデオ再生の問題を修正しました。この問題は、一部のデバイスに影響します。
- ソフトウェア レンダリング パスからコンテンツを表示するときに、Microsoft Edge が最大 3 秒間応答しなくなる問題を修正しました。
- Windows Server バージョン 1709 のタスク マネージャーで、実際に搭載および構成され、使用可能なメモリが 4 TB を超える場合でも、使用可能なメモリが 4 TB のみと表示される問題を修正しました。
- 更新プログラムのインストールが 99% で停止し、CPU またはディスク使用率が高く表示されることがある問題を修正しました。 この問題は、4054022 をインストールした後に、[この PC を初期状態に戻す] を使用してデバイスをリセットした場合に発生します。
- Windows SMB Server、Windows Subsystem for Linux、Windows カーネル、Windows Datacenter Networking、Windows Graphics、Microsoft Edge、Internet Explorer、および Microsoft Scripting Engine のセキュリティ更新プログラム。
となっていて、SpectreとMeltdownに対応するセキュリティアップデートを含んでいるとは書かれていないが、ネットでいろいろ検索するとこれで一応の対応はできるらしい。
この問題はOSとCPUでそれぞれ対応が必要と言われているので、CPU側もIntelでCPUのマイクロコードをこの問題に対応したものに書き換える更新が必要らしく、これに関してはHP等はBIOSの更新と言う形で対応するらしい。今のところHPを始めとする各社から具体的なBIOSの更新情報は発表されていないが、とりあえず「KB4056892」を適用することで少しはマシになるのだろう。
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