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ZBook 15 G5の液晶パネル交換

AliExpressで注文したZBook 15 G5用の交換液晶パネルBOE製の「NE156QUM-N66」が届いたので、壊れたDreamColor液晶パネルと交換する。

ZBook 15 G5は液晶側の作業だけで液晶パネルの交換ができる。まず液晶のベゼルを取り外す、HPのService&Maintenance Manualは公式Support動画を参考に、まずは液晶とベゼルの隙間に薄いツールを入れる。実はベゼル自体ははめ殺しだが、液晶パネル周囲は両面テープで止められている。まずはこの両面テープの部分をツールでこじ開けてベゼルと本体側を分離する。こじ開ける向きや力の入れ方を間違えると液晶パネルを割ってしまう可能性があるが、どのみち壊れたパネルなので、そこは気にせず作業する。


ベゼルが取り外せると、この状態になるので赤丸で囲んだ部分のネジを外して、液晶パネルを筐体から分離する。


ネジを外せたら、液晶側にゆっくりパネルを倒して、赤で囲んだ部分のテープを外して液晶パネルのコネクターからケーブルを取り外す。


あとは逆の手順で新しい液晶パネルにコネクターを取り付け、4本のネジで液晶側の筐体にパネルを固定する。ベゼルを取り付ける前に、一度ここでバッテリーを装着して液晶が正常に表示されるかチェックする。ベゼルを取り付けてしまうと、万が一映らなかったときにまたベゼルを分解するときに液晶パネルとベゼルを止めている両面テープをはがすのに苦労するからだ。


問題なく表示されるようなら液晶に貼られている出荷時の保護フィルムをはがして、ベゼルに両面テープを張りなおして取り付ける。このとき両面テープ部分より先にベゼルのはめ殺しをはめて、最後に両面テープ部分を軽く押してパネル側に張り付ける。


全部元通りに戻したら、Windowsを起動してHP DisplayColor Assistantを起動して、DreamColorのキャリブレーションを実行。


さらにディスプレイキャリブレーションツールのEye One Matchで分校測色して10bit表示時の色域を確認。


測定値をColorACでチャートにして、Adobe RGBと測定結果を確認。Adobe RGB比で100%は維持できているので、DreamColorとほぼ同等になった。

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