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格安回線のDeSiM Japan eSIM 10GBを使ってみる

Pixel 5aを購入した時からデュアルSIMで運用をするようになった。
PixelのデュアルSIMは一方はeSIMのみ対応ので、メインのソフトバックは物理SIMで使い、もう一方をeSIMで使っている。

そのeSIMはPixel 5aの頃から可能な限り格安のデータ回線を使うのに使っていて、大半は海外キャリアのローミングのプリペイドSIMを選んできた。
つまり香港とか韓国とかのキャリアで、ローミングで日本のキャリアの回線を一定期間使えるようになっているもの。
選ぶのは180日間で10~15GB程度のもの。足りなければまた買い足せばいいけれど、外でYouTubeとか見るときはだいたいWi-Fi使うので、4G回線のサブ回線は半年15GBくらいに収まる。

最初の頃はローミング先がソフトバンク回線のものを使っていたが、だんだんソフトバンク回線のものが見当たらなくなってしまい、ここ2年くらいはローミングがドコモ回線。

この海外キャリアのローミング回線、1つ注意事項があって、元の海外キャリアによってはローミング回線はドコモとかソフトバンクの回線を使うけど、IPアドレスは元の海外キャリアが管理するサーバーを使うものがある。それで何か問題があるのかというと実はある。PayPayとかアマゾンプライムビデオとかはIPアドレスで日本国内と判定されないとサービスが利用できない。国内キャリアの回線をローミングで使っていてもPayPayで決済できないし、アマゾンプライムビデオも見れないことになる。

ただその辺はこうしたSIMやeSIMを扱う国内の業者も把握していて、最近は海外キャリアのローミングSIMでも国内のIPアドレスが付与されて、PayPay等が使えるものも増えている。例えばDHAのJAPAN SIMも以前は海外IPアドレスだったが、ここ1年くらいは国内IPアドレスになってPayPay等も使えるようになった。

今回もDHAのJAPAN SIMでも良かったのだが、DHAのSIMは最近はずっとドコモのローミング回線で、ドコモの回線はトラフィックがひどくてつながらないところが結構ある。
以前はDHAもソフトバンク回線やKDDI(au)回線のときもあったのだが、最近は扱っていない。ローミングでなく、楽天やソフトバンクのプリペイドデータ回線のSIMもあるのだが、これらは今のところ物理SIMのみでeSIM版は見たことがない。

メイン回線のソフトバンクを物理SIMからeSIMに変更して、格安のデータ通信を物理SIMで運用する手もあるが、メインをeSIMにすると何かあったときに他の端末にすぐに差し換えられない。


で、いろいろ見ていたらDeSiMの日本eSIMっていうのがどうやらドコモ回線でないっぽい……ということで購入してみた。

DHAはHISモバイルなどはパッケージにeSIMのQRコードが印刷されたものが封入されているが、DeSIMはパッケージのQRコードを読み込んでアクセスする公式LINEから、アマゾンの注文番号等の情報を入れるとメールでQRコードやPDFの説明書が送られてくる。


そのQRコードを読みむとeSIMの設定がされる。後は説明書に従ってAPNのプロファイルの設定・確認をするのだが、DeSIMのはQRコードを読み込めば、APNもちゃんと設定されて、SIM名が中華電信になっていた。ちなみに中華電信は台湾の大手キャリア。


その後、通話とSNSをソフトバンク、データ通信を中華電信に設定すれば、デュアルSIM運用の設定完了。
通話やSNS,データ回線をどのSIMにするかはいつでも変更できる。


ネットワーク情報を確認したところ、回線はKDDI(au)回線のローミング。
だたいろいろ試してみたところ、PayPayは使えなかった。楽天PayはOK。その件でDeSIMに問い合わせたところ、PayPay等日本のIPアドレスが必要なところは利用できないということだった。まぁ使うときだけ回線切り替えるなりWi-Fiを使えばいいので、とりあえずは問題なし。

DeSIMは1カ月10GBまで1,280円なので、その辺の格安SIMよりさらに安い。ただ利用期間が1カ月が最大なのが残念。この価格で180日とは言わないが、90日くらい使えるともっとお得なんだけどね。

ちなみに回線速度を計測したところ、下りは180Mbps、上りは30Gbps程度だった。

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