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規格提唱が大好きなソニーがCESで新規格を発表した。
Hi-MDは既存のMDの容量177MBに対して専用メディアで1GBを実現。ATRAC3plusの採用と合わせて最大1枚のメディアで45時間録音できる。また既存のMDと再生互換(当然ながら下位互換)を保つ一方で、現行のMDメディアをHi-MDフォーマットで初期化すると記録方式が効率化されて約2倍に高密度化でき、80分メディアなら177MBが305MBになるらしい。MDLP4と合わせると既存のMDでも13時間半の録音ができる。
MDLPがようやく録音・再生機とも普及してきたのになぁ……そもそもソニーがHiと名付けた規格はマニア受けはするが普及したことがほとんどない。β Hi-Fi、Hi-Band β、Hi-8……きっと他にもあるはず。Hi-MDフォーマットは、今のメディアの録音時間が2倍になるので手持ちのメディアが有効利用できるからいいと思うけど、専用のメディアを開発する必要はあったのだろうか?……すごく売れなそう……DDCDといい勝負か?
このHi-MD、ファイルシステムにFATを採用し、USBマスストレージもサポートするのでPCと接続することで自動的に外部ストレージとして認識される。対応ドライブが登場すれば画像やテキストファイルなどPC用のデータファイルも保存できるというのだが……MD DATAの再来か?

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