11May
米マイクロソフト社がルクセンブルクのSkype Technologies社を買収すると発表した。
買収額は何と85億ドル。この金額が高過ぎるという声があちこちにある。何しろ2010年のSkypeの売上高は8億6000万ドルで損益は700万ドルの赤字。売上高の10倍を投じてまで買収する価値をどう判断するかは難しいところ。
GoogleやYahoo!、facebookなどのインターネットサービスでの競合会社とに対するアドバンテージや、携帯電話OS「Windows Mobile」とiPhone(iOS)やAndroidとのサービスの差別化、xboxの音声チャットサービスの拡充など、やりようによっては85億ドル分の価値はそれなりにある。
問題は、Microsoftが買収した製品や事業を育てるのが下手で結果的に手放したりディスコンにしたものが多いだってこと。Skypeはどうなるだろうか?