22Nov
ソニーの電子ブックリーダー「Reader」シリーズは、海外で初期の頃に発売されたPRS-700を除くと、内蔵(フロント)ライト無しのモデルを一貫してラインアップしてる。ライトを内蔵しない分、軽量ではあるのがちょっと暗いとこでは画面の視認性が下がるし、かなり暗いとこではほぼ使えない。これはこれで不便。
ソニーのReaderシリーズには、初代モデルからずっと純正オプションでReaderシリーズ用の「ブックカバー」とLED外付けライト内蔵の「ライト付きブックカバー」がある。PRS-T2用だとライト無しの「PRSA-SC22」と、ライト付きの「PRSA-CL22」の2種類が発売されている。このPRSA-SC22とPRSA-CL22は、PRS-T2専用ではなく、旧モデルのPRS-G1やPRS-T1と共用。ところが、PRS-G1とPRS-T1用にはライト無しの「PRSA-SC20」と、ライト付きの「PRSA-CL20」というのもオプションで発売されている。
「PRSA-SC/CL20」シリーズと「PRSA-SC/CL22」シリーズの2つはどこが違うんだろう?
サイズを比較すると、ライト無しの「PRSA-SC20」と「PRSA-SC22」共に幅約118×高さ約177×奥行約15.5mmで、重量約80gとまったく同じで、価格も両方とも3675円。ライト付きの「PRSA-CL20」と「PRSA-CL22」共に幅約132×高さ約177×奥行約18.5mmで、重量約135gとこちらも同じで、価格も5985円と一緒。
ソニーの製品情報のホームページを見る限りでは、どこも違いがない気がする。「PRSA-SC/CL20」シリーズの発売時期はPRS-T2の発売前までの対応機種でないのは分からなくもないが、わざわざ型番変えてまでPRS-T2用に「PRSA-SC/CL22」シリーズを発売し、旧製品と併売なのもちょっと謎。
ただ「PRSA-CL20」は旧機種用なので、ネット通販なのでは実売1000円台で買えるけど、「PRSA-CL22」は現行製品用なのでネットでも3000~4000円くらいする。価格差がかなりあるし、ほとんど差がないならPRSA-CL20にしたい(笑)
いろいろ調べたら、ここのブログに答えがあった!2つの製品の違いはカバー側の凹みの違いだった。純正カバーには、Reader本体のボタンの位置の部分に凹みがあって、鞄とかに入れてるときにボタンを押さないように加工がされている。PRS-T1/G1とPRS-T2では、このボタンの位置が違い、「PRSA-SC/CL20」はこの凹みが1か所、「PRSA-SC/CL22」は両モデルに対応するように凹みが上下2か所に加工されている。
上記ブログではライト部分の電池ボックスが本体より厚みがあるので、カバーの凹みの位置の違いはPRS-T2では問題ないと書かれていた。3G通信機能搭載のPRS-G1は、PRS-T2よりちょっとだけ厚みがあるので、PRS-T2で使うとカバーの凹みの部分までボタンが届かないっぽい。
安いならそれにこしたことはないので、「PRSA-CL20」を買ってみた。アマゾンでたまたま送料込みで1050円のを発見!普通のカバーより安いライト付きカバー(笑)
早速届いた商品を開封してみたら、Reader本体を固定する方はバスタブ構造で、上からはめるだけ。
PRS-T2をセットして、LEDライトを付けるとこんな感じ。これ見やすいのかな?まぁライトが無いとまったく見えないので、ある方が便利なのは確か。PRS-T3用の新しいケースはライトのデザインは従来のケースから一新されてるけど、まぁこれでもいいかな。とりあえず暗いとこで見る限りは十分実用になる……ただ、このカバーを付けて135gも重量が増えるなら、Kindled Paperwhiteやkobo gloみたいに重量がちょっと増加してもフロントライト内蔵の方が便利な気はする。
カバーの下側は切り込みがあるので、カバーを装着したまま、リセットスイッチ、MicroUSBポート、電源スイッチは使える。カバーの品質もしっかりしたもので、ハードカバーを付けた文庫本って感じ。PRS-T2使ってる人なら、安く買えるうちにPRSA-CL20やPRSA-SC20を使うのもお薦め!
ソニー ブックカバー ブラック PRSA-SC22J/B/送料込! |
ソニー ライト付きブックカバー ブラック PRSA-CL22J/B |
ソニー Reader用 ライト付ブックカバー ホワイト PRSA-CL20/W |