28Aug
SCOOVO C170が特価だという話を1つ前のエントリーで書いたので、SCOOVO C170の評判を調べたら……すごく悪かった(苦笑) AbeeのHPでは国内メーカー製の国産部品で国内組み立てで高性能を強調してたけど、性能は全然らしい。
SCOOVO C170のいくつかのブログで、Thingiverseにある3D出力のテストデータ「Z Axis Test model」と「PrintTest Model」を使った評価をしていたので、ダヴィンチ Jr.でも試しに出力してみた。
Z Axis Test modelは、直径14mmの円錐状の小さな土台ベースに高さ12㎝のフィラメントをどのくらい高さまで歪みなく積層できるかをテストするものらしい。
一応最高の出力設定がいいと思うので、
- 3D密度:90%
- レイヤーの高さ:0.10
- シェル:太い
- 速度:低速
- ラフト/サポート/底辺:なし
で出力してみた。
出力結果がこれ。真っ直ぐに12㎝出力されている。ただし、シェルを太くしたからなのか、もとからダヴィンチ Jr.の性能の問題なのか太さがところどころで変わっている。均一の直径で12㎝の高さまでというのであれば、その辺りの性能はいま1つなのかも。
PrintTest Modelの方は、直径12㎝の円形のベースから延びる1本が途中で3つに分かれて高さ18.14㎜まで広がりながら伸びていくモデルを出力するテスト。サポート無しでこの形状がどこまで出力できるかで、ある程度小さいオブジェクトの出力性能が分かるらしい。
こちらも最高の出力設定がいいと思うので、
- 3D密度:90%
- レイヤーの高さ:0.10
- シェル:太い
- 速度:低速
- ラフト/サポート/底辺:なし
の設定で出力してみた。
出力結果はこんな感じ。一応ちゃんと3つに分かれて最後まで出力されている。枝から枝へのヘッド移動時の細いフィラメントは残るものの、それなりにちゃんと出力できてる。SCOOVO C170だと、このテストは全然ダメらしいので、ダヴィンチ Jr.も低価格製品ながら一定の性能はクリアしてると言える。
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