22Oct
アブダビで開催中の「Nokia World」で噂の6インチWindows Phone「Lumia 1520」と「Lumia 1320」が発表された。主な仕様は
CPU:Qualcomm Snapdragon 800(2.2GHz Quad Core)
メモリー:2GB RAM・32GB・MicroSDカードスロット(64GB対応)
ディスプレー:6インチ フルHD液晶(1920×1080ドット) ・Super sensitive touch・Gorilla Glass 2
カメラ:PureView 2000万画素光学手ぶれ補正付きオートフォーカス・デュアルLEDフラッシュ
Operating System: Windows Phone 8 with the latest updates
ネットワーク:GSM/EDGE: 850, 900, 1800, 1900 MHz;
WCDMA: 850, 900, 1900, 2100 MHz; ROW
LTE: 1, 3, 7, 8, 20; USA
LTE: 2, 4, 5, 7, 17; HSPA+: DL 42 Mbps (Cat 24) / UL 11.5 Mbps (Cat 7)
無線LAN:2.4/5Ghz(a/b/g/n/ac)
Bluetooth:4.0 LE
NFC
A-GPS+GLONASS
センサー:加速度センサー・地磁気センサー・ジャイロセンサー・環境光センサー・近接センサー
バッテリー:3400 mAh (Qi互換ワイアレス充電対応)
サイズ: 162.8×85.4×8.7mm・209g
とスペック的には最新のAndroidと遜色のない性能で、カメラはPureView採用の2000万画素とAndroidやiPhoneを凌駕する。
同時発表のLumia 1320は、1520の下位機種で、6インチ液晶を搭載するもののディスプレイ解像度は1280×720ドット、CPUは1.7GHzのQualcomm Snapdragon 400(デュアルコア)、RAMが1GB、内蔵ストレージが8GB(MicroSDカードスロットは64GB対応)、メインカメラは500万画素とスペックはダウンしている。
個人的には最新のCPUや機能を搭載してAndroidと遜色のないスペックにする必要があるのか、ちょっと疑問?というのも高解像度液晶で小タイルが横に6つ並ぶホーム画面は、個人的にはModern UIの見やすさを損なって、ゴチャゴチャしている印象を持つ。それにRAMもWindows PhoneのOSだと1GBあれば十分で2GBも搭載しても使いきれないように思う。
6インチだとWindows RTのタブレットと市場がかぶる気もする……Windows RTのアプリはWindows Phoneより少ないし、通信機能もあるので、大画面のWindows Phoneが出てくるとWIndows RTの立ち位置が微妙になる。近い将来Windows PhoneとWindows RTは統合されるという話もあるが、現状では別々の戦略なだけにその辺をMicrosoftがどう考えてるのか気になる。「Nokia World」で同時に発表されたWindows RTタブレット「Lumia 2520」がLTEなどの通信機能内蔵なので、さらに境界線があいまい(笑)
そういう意味ではLumia 1020が現状ではバランスの一番いい機種なのかもしれない。