4Jan
XYZprintingの初心者向けモデリング・スライスソフト「XYZmaker」のモバイル版「XYZmaker Mobile」がリリースされた。今まではWindowsかMacでモデリング~スライスをし、ダヴィンチシリーズに出力をしていたがモバイル版のリリースでAndroidやiOSのタブレットからもモデリング~出力までが行える。
ダウンロードはXYZプリンティングの「XYZmaker Mobile」やGoogle Play、App Storeから行える。
インストール後、最初に起動したときにまずXYZprintingのアカウントの登録、またはすでに登録済みのアカウントでログインする画面になる。facebookやGoogleアカウントでもログインできる。ログインが必要なのは後述するが、XYZmaker Mobileはデータをローカルストレージでなくクラウドに保存する仕様になっているからだと思われる。ログインが必要なのは初回のみで、ログアウトしなければ次回からこの画面は表示されない。
いくつかの機能の紹介画面が表示される。
タブレット向けの操作なので、オブジェクトや画面の操作は画面をタップやドラッグ、スワイプで操作する。ピンチイン・アウトで画面の拡大・縮小もできる。
オブジェクトを作成するのは、画面上部に並ぶ「3Dツール」で図形を読み込んで立体化したり、立方体や円柱などの基本シェイプを作成したり、テキストを入力して立体化する。オブジェクトの移動や変形、ペイントは画面左側に並ぶ「物件ツール」を使用する。また画面右側のサイドメニューでクラウドに保存したデータを読み込んだり、幾何学や数字、文字、怪獣や乗り物といったプリセットのオブジェクトを挿入することもできる。
サイドメニューはタッチして隠す事で、メインウィンドを広く使うことも可能。
タブレットで操作して、3Dデータを作れるのは便利なのだが、1つ気になるのは他のアプリで作成した3Dデータ(STLやOBJ形式など)を読み込む手段がない点。ファイルのインポートやオープン機能はあるのだが、これで開けるのはアプリでクラウドに保存したデータのみで、ローカルストレージの3Dデータを読み込む方法は現行バージョンでは用意されていない。
クラウドに保存という事で、PC用のデスクトップ版「XYZmaker」で確認してみたが、デスクトップ版にはクラウドのにデータを保存したり、クラウドに保存したデータを読み込む機能が無いので、相互にデータをやり取りする手段がなく、XYZmaker Mobileは今のところアプリ内で作成したデータのみ利用できる。AutodeskのFusion 360などはデスクトップ版の作成したデータをAndroid版で読み込んで確認する事はできるのだが、XYZmakerはデスクトップ版とモバイル版でクラウドの連携はないので何とも中途半端な仕様なのは残念。今後のバージョンアップでデスクトップ版とクラウド経由でやり取りできるようになるかもしれないが、今のところは限定的な用途でしか使えないのは残念。
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