10Dec
メーカー提供でOmaker リバーシブルMicroUSBケーブル(30cmx1本/100cmx1本/200cmx1本)の3本セットを使ってみた。アマゾンでの価格は3本で1699円なので、1本あたり約566円。パッケージは以前購入したOmakerのMicroUSBケーブル5本セット同様、段ボールのパッケージでちょっと味気ない。約1700円の商品なら、パッケージはもう少しコストをかけてもいい気がする。
パッケージの中にはケーブルが合計3本と会員プログラムの案内が書かれたカードが入っている。
会員カードプログラムとは、Omaker製品を無料で使用し、不満なところや製品の改善点などを書くと、新製品モニターや割引き、プレゼントなどを受けられるもの。
MicroUSB側、USB Type-A側とも端子のカバーシェルは金属製。コネクター部分はMicroUSB側だけ金メッキが施されている。MicroUSB側のカバーシェルはエッジを丸めた形状なのに対して、USB Type-A側が角張った四角形状。1本600円近くするケーブルなら、どちらのシェルも角を丸めた手に馴染みやすい形状にして欲しい。
商品説明ではケーブル全体はゴム素材で覆われ、その内側をナイロン網素材、さらにその内側にノイズや抵抗低減の効果があるスズメッキ軟銅線編組が使われている。同様の効果でアルミ被膜を使うものもあるが、スズメッキ軟銅線編組の方が曲げに強く耐久性があるのでモバイル向き。その中の配線は28/21米国ワイヤゲージ規格の線を採用し、ケプラー繊維や防火性に優れたTPEコートも併用することで、耐久性、耐熱性、安全性に配慮した製品になっている。
リバーシブル仕様なので、USB Type-A側、MicroUSB側ともにコネクターは上下対称のデザインになっている。USB Type-A側は端子部分が薄い板状になっており、どちらの向きで挿しても使用できる構造になっている半面、通常のUSB Type-Aの端子部分と比べると端子部分の厚さは数分の1で強度的な不安がある。試しにラジオペンチ等で端子を挟んで動かしても緩んだりズレたりするような事はなかったので、それなりに耐久性はありそう。
タブレットを充電
バッテリー容量9600mAhの富士通製Androidタブレット「Arrows F-02F」にほぼバッテリー残量6%の状態から充電してみた。このときの電圧と電流をUSB簡易テスターで計測したところ、電圧は5.4v前後、電流は1.4A前後だった。
メーカーの仕様ではUSBポートからドコモ純正の充電器を使用した場合はフル充電に約8時間半かかる。残量6%からなので8時間程度で充電できれば十分だが、実際に充電したみたところ約7時間で100%充電できた。安い100均のケーブル等だと仕様通りに8時間以上かかるのを考えると、多少なりとも急速充電になっているようだ。
データ転送
最後のUSB 2.0の外付けHDDケースにSSDを搭載して、PCのUSB(3.0)ポートと接続し、CrystalDiskMarkでデータ転送速度を計測した。テストした範囲では、リード/ライト共に最大で40MB/秒(320Mbps)を超えている。以前使用したOmakerのMicroUSBケーブルもほぼ似たような転送速度だったので、オーバーヘッドなどを考慮するとこの辺がUSB 2.0の性能の実用上限なのだろう。
寝室や車内など、手元がよく見えないところではケーブルの向きを気にせずに使えるリバーシブルタイプは便利。1本600円近いが長さの異なる3本がセットになっており、ケーブルやコネクターの耐久性も高く、18カ月保証が付いてるので1セット購入しても損はない製品。
リバーシブルMicroUSBCOMON(カモン) MBR-10●USB2.0(オス)-MicroUSB(オス)●両端リバーシブル●長さ:約1m |
高耐久microUSBケーブル1m【LBR-RVMC1mSV】両面挿し対応・Androidスマホなどに・シルバー |