Kiyologの気になる物……気になること……

韓国ドラマファンならよく知っていることだと思うのですが、韓国ドラマは週２話放送が基本です。月火ドラマとか水木ドラマとか週末（土日）ドラマといった具合。それ故、ストーリーは２話ずつ進行が基本で週の第１日目のエンディングが翌日への進展というパターンなので、NHKや民放の週１放送だとちょっと展開がじれったくなります。
さてさてオールイン。このドラマを見るには最初の４話はまではぜひ見ておきたい。というのは、ここで主要な登場人物が登場し、だいたいの人間関係が理解できるから。
第１話～第２話は幼年期～少年期の話でキム・イナ、ミン・スヨン、チェ・ジョンウォン、イム・デス（ミン・スヨンの父であるミン・ジョンテに借金の返済を迫っている男）との関係がわかります。
第３話は刑務所時代。刑務所に入ったイナ（刑務所に入った理由と第23話まで続くイム・デスとの悪縁の理由は第２話でわかります）とユ・ジョング（イ・ビョンホンとの共演も多いホ・ジュノ）の出会い、スソン組の親分サンド、そしてイム・デスとの関わり、ミン・スヨンとのすれ違いがこの１回に集約されます。また米国に渡ったチェ・ジョンウォンは幼少の頃に父親に連れられて出会ったソ・スンドン会長の娘ソ・ジニと再会するのだが……。
ここまで書いたのは予告編にイナが刑務所に入っているシーンが含まれているからです。この先は前半（主に９話まで）の概要を書いてます。ネタバレほどのことは書いてませんが、楽しみにとっておきたい人は無視しましょう。
第４話～第９話はソ・スンドン会長のオアシスグループのカジノにユ・ジョングの紹介でイナが働く話で始まる。ここで韓国籍の富豪マイケル・ジャンと出会う（といってのこのときは面識がないのだが）ことが後々のイナの運命を大きく左右する。またこのカジノには、ミン・スヨン、チェ・ジョンウォンも働いており、イナはそれぞれと意外な形で再会する。
ここまでで主要人物がほとんど登場して、だいたいの人間関係が見えてくる。ここまでで出てこない主要人物は、パルコーネ、ジェニー、ジョン・ジュンイル、ウチダ リエ（ユミン：笛木優子）くらいです。
ちなみに前半必見の放送回数といえば、やはり第6話と第８話だと思う。この２つの回がきっかけでいい意味でも悪い意味でもイナの運命を翻弄してしまうのだから。
オールインはだいたい大きく分けると３つに話がわかれていて、中盤は第10話～第15話で米国編、後半の第16話～第24話は……そのうち書きます。